|
カテゴリ:平和運動
Under the Sunが「日本の国防について」というアンケートをしている。協力します。
ただし、このアンケートの設問には賛成できないという意味で、(8)その他になるという答えです。アンケート趣旨は以下のようです。 「北朝鮮のミサイル発射にゆれる日本。 北朝鮮の真意、今後の国際情勢の展望はまだ知れませんが、日本の国防に関して、皆さんのご意見をお聞きしたいと思います。」これを読む限りでは、今回の事件によって「国防」について考えるべき状態になった、という質問者の「気持ち」が読み取れます。 北朝鮮のミサイル発射の真の意図はどうだっのたか、日本の反応はどうだったのか、国際的な反応は、そして陰で笑っている人とは、等々私の情報収集能力がなくて良く分かりません。 でも私はミサイル発射があったからといって、「脅威が生まれた」「国防について考えねばならない」とは全然思えないのです。いや、脅威はあります。脅威は前からあった。だからこそ、ブログでも時々平和について発言しているのです。 どういう脅威なのか。 それは哲さんが言っているように、 危険がいっぱい!■今、そこにある危機 ・地震の多い中に多数稼動中の原発 ・これまでも日本国民を多数殺傷して危険にさらしている米軍基地と その軍人たち ・たびたび寄港する米軍の原潜や原子力空母の原子炉は大丈夫なのか。 ・米軍基地がテロ集団に攻撃されたら、周辺地域の住民は? ・輸入される米国産牛肉は大丈夫か? ・マンションの耐震構造はその後どうなった?他のビルは大丈夫か? ・毎年犠牲者を出している台風や地震などの自然災害は? いやはや、こうしてみると日本人の生命や安全を最も脅かしている国家 とは同盟国(?)であるはずのアメリカではないか 私もほぼこの意見に賛成です。 私はさらに付け加えて言います。 ・そんなアメリカの為に三兆円を拠出し、医療費を削り、生活保護費を削ることで生まれる「殺人」をどうするのか。 ……実際こっちのほうでとんでもない不幸が訪れる可能性のほうが高い。そっちのほうの「防衛」をおざなりにして、なぜ性能の悪いミサイルのことを考えなくてはならないのか、もうこっちの「脅威」は待ったなしでやってきている。そのことのほうが私には怖い。 気持ちはわかります。 世の中はなんか浮かれたように、防衛なんちゃらっとか言っている。それに対する冷静な発言をしなくちゃいけない、アンケート趣旨にはそのような意図もあるのかもしれない。けれども、私はこのアンケートに答えることは、「ミサイル発射によって突然脅威が起きた」ということを認めるのではないかと思うわけです。 ![]() ![]() ![]()
[平和運動] カテゴリの最新記事
|
|