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2006年12月23日
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監督 : イ・ジュンイク
脚本 : チェ・ソクファン
出演 : カム・ウソン 、 イ・ジュンギ 、 チョン・ジニョン 、 カン・ソンヨン

今年の9月、韓国を一人旅をした。そのとき、この映画に出てくる仮面劇を安東の河回村で見た。ここでその内容にはいくらか触れているが、少し補足しよう。

ここで見た仮面劇は「別神グッ仮面ノリ」と呼ばれていた。仮面をかぶってくる者はすべて神なのだが、映画のように非常に世俗的である。ひょうたんを一物に見せかけると言う荒業はさすがになかったけれども、女性の放尿場面はあった。ノリとは遊びという意味がある。神様に奉納する遊びであるから、タブーをなくすと言う意味もあったのだろう。だから彼らが王様の前で王様を揶揄する演劇をしたとしても、それ自体は別に画期的なことではないのかもしれない。(パンフを買っていないので、間違っていたら申し訳ない。)
写真のように、観客に語りかけながら演劇をする。仮面をかぶっているときにはその役になりきるのであるが、もう一方では仮面をその場ではずすことも出来る。自由自在である。要は客にいかに受けるか、が重要で、企画ものなのだがきっちりてら銭を徴収していた。
P1010252.JPG  P1010264.JPG
私が見たのは貴族社会を揶揄する内容であった。しかし農民も動物たちに翻弄され、女からは馬鹿にされる。「馬鹿」の面が出てくるが、記事に書いているように彼はおそらく馬鹿であって馬鹿ではないのだ。うまいこと、あのあとお客を三人も中央に連れ出し、一緒に踊って見せたりする機転がある。

この映画は民衆対貴族社会への人間同士の対決の物語でもある。頂点である、そして歴史上最も暴君の誉れ高い王様だけが、彼らの理解者になると言う皮肉。それは王様に「自由」がなかったからだ。

韓国民衆の中に脈々と受け継がれた権力に対する批判精神、あるいは権威を笑い飛ばすと言う精神、それのみがこの映画の見所である。

イ・ジュンギの美しさ、ならびに同性愛的な表現が話題になっているようだが、この映画のどこが同性愛なのか。もちろん匂わすような場面はある。けれども同性愛映画では全然ない。まあ、確かに彼は美しかった。そのように映像を作っているのだから当然ではある






最終更新日  2006年12月23日 13時34分46秒
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