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テーマ:映画館で観た映画(8343)
カテゴリ:邦画(07)
監督 : 滝田洋二郎
脚本 : 森下直 原作 : あさのあつこ 出演 : 林遣都 、 山田健太 、 鎗田晟裕 、 蓮佛美沙子 、 菅原文太 、 岸谷五朗 、 天海祐希 惜しい!後もう一歩。でもいい映画だと思う。 予告にも出てきているが、天才ピッチャー原田巧が野球をする理由を父親は「病弱の弟の代わりにしているのだ。」と解釈する。けれども、そのように思われるのも原田は拒否して1人自らを鍛えてきた。あの解釈は原田に対する侮辱だと思う。映画はどっちとも取れるように作っており、不満ではあるが、一方では原田のブライトもそのまま残しており、ギリギリのところで1人の少年が『孤独だけど1人ではない』ということに気がつく、いい映画になっていると思う。 中学生は特に身体の成長と心の成長がうまいこと重ならない。そんなときに頼りになるのは、やっぱり『親友』なのだろう。 原田役の林遣都もいいが、バッテリーの豪の役山田健太がいい。本当はものすごく危険なところにいた原田を良くぞ救った。青波の鎗田晟裕はもいい。良くぞこんな役者を拾ってきたものだ。 基本的には原作通りだが、せりふや場面はきれいに換骨奪胎している。母親はちょっと単純に作りすぎ。ロケ地場面は良くぞここを選んだというくらいぴったし。岡山県北各地でロケをしたらしい。またロケ地めぐりをしなくちゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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