4217642 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

再出発日記

PR

フリーページ

カテゴリ

お気に入りブログ

韓国旅行2019夏旅1… New! suzu1318さん

「更級(さらしな)… New! Photo USMさん

よしくん、夏休み New! はんらさん

『日本人の「あの世… New! Mドングリさん

「無敵の人」の犯罪 New! 七詩さん

カレンダー

2008年08月08日
XML
カテゴリ:邦画(08)
監督 : 押井守
原作 : 森博嗣
脚本 : 伊藤ちひろ
声の出演 : 菊地凛子 、 加瀬亮 、 谷原章介 、 竹中直人 、 榊原良子 、 栗山千明

戦闘機乗りの話である。
キルドレ-大人になれない子供-たちは戦争をしている。
よくわからないけれども、彼らには日本名がつけられている。
けれども住んでいるのは英語圏の外国の町。
彼らの基地には日本語の「讀賣」新聞が届けられる。
彼らはロストック社の社員だ。どうやら傭兵らしい。
新聞を丁寧にたたむ癖のある湯田川が死んだ。
しばらくして同じ癖のある飛行機乗りが赴任してくる。
しだいとキルドレの正体がわかってくる。

これは現代版「ビューティフル・ドリーマー」だ。
押井守のこの作品は、「うる星やつら」のラムの「諸星あたるや面堂終太郎やメガネ達と、ずっと一緒に楽しく過ごしたい」という夢から派生した物語である。公開は1984年。まさにクリスマスが恋人たちの一大イベントになったのがこの頃だ。バブルと言う時代が始まろうとしていた。若者はよく分らないけれども売り手市場で、この夢がいつまでも続けばいいと思っていた。大人になんかなりたくないと思っていた。

現代の若者も同じく「大人になりたくない」と思っているのではないか。
イヤ、なりたくてもなれないのが大人なのだ。
家族を持つことができない。いつの間にか、自分の運命がそう決まっている。
正規雇用の道が閉ざされているのだから仕方ない。
結局、人を殺すか、殺されるか、それしか生きる道はないのだ。
飛行機の戦闘だけでしか、空の上でしか、生きる道が見つからない。
永遠に死んでも生き返る、その様に運命が決まっている。
彼らは生きているのか、死んでいるのか分らない。
「ビューティフルドリーマー」から24年、日本の若者はここまで追い詰められた。

「君は生きろ、君が運命を変えてくれ」函南優一は草薙水素にその様に囁き、戦闘機に乗る。草薙はキルドレなのに、子供を生んでいた。この映画にもし続編が作られるのだとしたら、それは草薙水素の話になるのだろう。







最終更新日  2008年08月08日 18時24分40秒
コメント(6) | コメントを書く

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

KUMA0504@ Re[5]:奨学金の話(07/17) はんらさんへ コメントありがとうございま…
KUMA0504@ Re[3]:宗教オウムとは何か「悔悟 広瀬健一の手記」(07/20) ももたろうサブライさんへ 正確に言えば「…
はんら@ Re:奨学金の話(07/17) ブログにコメントをありがとうございまし…
KUMA0504@ Re[1]:宗教オウムとは何か「悔悟 広瀬健一の手記」(07/20) 七詩さんへ ともかくビックリしたのは、広…
七詩@ Re:宗教オウムとは何か「悔悟 広瀬健一の手記」(07/20) 広瀬健一の「悔悟」は何か月か前に読みま…
KUMA0504@ Re:映画評「1987、ある闘いの真実」(07/19) 内容と全く関係ないコメントが入っていた…
KUMA0504@ Re[3]:奨学金の話(07/17) 鎌倉の風さんへ 曖昧な記憶を元に書いてい…
鎌倉の風@ Re:奨学金の話(07/17) この春、高等教育無償化法が成立した時、…
KUMA0504@ Re[1]:奨学金の話(07/17) 令和大使さんへ 本来は胡散臭い方のコメン…

バックナンバー


Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.