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2023年12月01日 コメント(3)
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2008年10月29日
カテゴリ:社会時評
反貧困運動への弾圧だけではなくて、表現の自由に対する挑戦でもある今回の事件について、もう少し述べてみたい。
「麻生出てこい」救援会ブログ に此の間の状況がまとまっているので、そこに紹介されているyoutubeの動画を手がかりに今回の事件を若干検証してみたい。 渋谷署警察官との事前打ち合わせ@ハチ公前 主催者「麻生さんところに行こう、というもんなんです。」 警察「それだけだったらいいけど」 ※ほら「政治目的」で持って「デモ」だとはこの警察の人は判断していないじゃん 警察「ただ、今日は持ってきていないだろうけど、大きい声出してガンガンやるのは」 主催者「サウンドデモみたいなやつ」 警察「うんそんなんだったら駄目だけど」 主催者「そんなことはしないですよ」 ※拡声器はダメと言っていることに注意。肉声でぞろぞろついて来ている人に注意喚起するのやめろといっているわけではない。あれがダメならば、旅行の注意喚起の大声はすべてだめと言うことになる。 警察「今日はでも申請出していないから、車道はだめだから」 主催者「車道は歩かないですよ」 警察「だから歩道だよな。それで行くなんならいいです。」 ※ここで明確にこの警察官はデモ申請していなくても、行っていい、と言いました。 警察「(麻生邸の)外周のところから規制しているところから5-6名づつ行くには、いいです。」 ※麻生邸の規制線に近づいたならば、5-6人のまとまりになってください、と言っているわけでそこに近づくまでの約15分間の行進の仕方について注意しているわけではない、と言う点に注意。反対に言えば、そこまでは歩いていっていいですよ、とこの警察官は言ってくれたというわけである。麻生邸についたときに主催者がどのような行動を取るのかは、とうとう行なわれなかったのだから、かりに麻生さんが迷惑だといって逮捕するというようなこともありえないということである。そういうことができるのは、共謀罪が成立したあとであろう。しかし、この映像よく見ると、後ろの方にこの弾圧を指揮したはげ頭の公安がじっと見ている。怖いですね。 10/26 渋谷、逮捕前に打ち合わせするデカ そのはげ頭の、まさに逮捕前の打ち合わせ映像が今日youtubeにアップされました。「警告を事前にさせないとですね」とセコンドが囁く。ところがその(なんの警告かさっぱりわからんが)警告さえなしに「行っちゃうね」とあせったらしく、いきなり逮捕に向かっちゃったということがよくわかる映像です。これだけの映像があっても、これはまだ「転び逮捕」ではないとしらを切るのでしょうか。 記者会見で、テレビ映像が何度も流れる。 そのなかで、どこかのテレビ局がこんなことを言っている。 「無届でデモ行進を行っていたグループのうちの三人が警察官に暴力をふるうなどして現行犯逮捕されました」私は思う。こんかいの事件は、テレビでのこの一言が大事だったのである。ようは反貧困とか言っている最近の流行の運動団体は違法なデモ行進をするような不穏な団体であるということを世間に印象つければそれでよかったのである。また、新聞報道の警察発表鵜呑みの「公安部によると、1人の男は同日午後3時50分ごろ、事前に警察署に届けを出さず、渋谷駅ハチ公口の広場で集会し、デモをした疑いがある。同庁は主催者の1人とみている。また、ほかの2人は、この男の逮捕を阻止しようとして警察官に抵抗し、暴れるなどした疑いがある。 」という言葉がほしかったのである。今回は新聞記者たちはまるで新人記者に戻ったかのように警察発表をそのまま書き写したのみだ。主催者の言い分を取材しなかったはずはない。非常に意図的である。さらに言えば、次の日に行われたこの記者会見にはマスコミが40人近く来たそうだが、私の検索技術がないのか、未だに一つも記事になっていない。 たぶん検察は起訴しないだろう。目的はもう達しているのだから。かえって裁判になれば、真実が明るみになってまずいかもしれない。 けれども一方では、刑事裁判は検察側か99.9%勝利しているという苦い数字もあるので楽観はできないのではあるが。 これは古いタイプのエリート公安辺りが、仕組んだシナリオのような気がしている。要はちょっと前までの学校でのイジメのパターンである。じわじわと世論を操作してデモなどをするやからを孤立させるというわけだ。 しかし、重松清の小説などを読んでいると、イジメはさらに高度に発達していることを私は知っている。いじめる主体だった側は時々一夜にして苛められる側に変わるのである。理由は些細なことでいいのだ。 幾分「運」も関係してくるが、いじめる側に不利な印象操作が少しあればいいのである。 彼らは、マスコミさえ動かせればそれでいいと思っている。しかし、ブログの力はこんなときに発揮するのではないか。youtubeの動画はこんなときに力を発揮するのではないか。繋がる力に期待したい。 総合記事ランキング
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