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Leila's English TIPS

英会話指導・翻訳承ります!

英会話の講師をもう20年以上やってます。でも、帰国子女ではないし、30歳近くまで英語なんて全然しゃべれませんでした。それに、その後に長期の留学をしたわけでもありません。

そんな私がなんでしゃべれるようになったか?


…てなことと、さらには、自分が教えている中でいろいろ発見し考えたことなどをエッセーにまとめて執筆中です。英語が話せるようになりたい人必読! ときどきイラストつき!  基本的にはFreepageを見てくださいね(特に初めていらして下さった方はまずこちらへどうぞ!サイトのコンセプトをまとめています) *まず日記としてUPしていますが、同じものを即、FreePageにもUPしています。


ひとことで言えば。
英語は「リズムとキモチ(+イメージ)!」
です。リズムを捉えれば聞き取れるし、しかも覚えられる!そしてキモチを捉えてそれを込めて練習すれば、すぐに「自分のもの」になります。

主な内容:
◆英語をGETするヒント!
基本的に日本にいるまま(留学しないで)英会話をものにするヒントを体験からお教えします!
◆リズムと発音のヒミツ
発音を知り、リズムを捉えて、英語をものにする! とにかくこれが英会話学習の土台です。

◆(レベル別) 痒いところに手が届く! 文法からキモチへ
~ネイティブにも説明できない、英語のヒミツ!~
文法を、単なるルールとして覚えるのは苦痛です。そうではなくて、文法の「キモチ」を知り、その上で「勉強」ではなくて、「練習」しましょう。
☆このセクションは、私が教えているAEONのテキストにある程度準拠した形で進めています(でももちろんテキストを知らなくても問題ナシです。単に単元の切り口にしているだけですから。また、ゆくゆくは編成し直します)。

◆このサイトのBBSは、サイトの感想なども大歓迎ですが、その他、「英語に関するQ&A」も受け付けます(申し訳ありませんがサイトに関係のないと判断される内容は予告なく削除する可能性があります。トラックバックも同様)。すぐになんでも対応できるとは限りませんし、私が答えられないものもあるかもしれませんので、答えて下さる方も歓迎です。

★★★英会話指導・翻訳承ります!★★★


2009.03.26
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カテゴリ:英語の根本(L1)
小学校など、早期に英語教育を導入することの是非については、様々な要素が絡むので簡単に言えないのだが、導入が小学校であれ中学校であれ、私は、少なくとも最初の1年間は、
「テストをするな」
と言いたい。特にペーパーテストは無用、というか百害あって一利なし。始めの段階では、「評価される」より、道具として英語を使ったときにそれが通用して「楽しい」という感覚を得るべきだと思うから。楽しい感覚がベースにあればモチベーションが自然に上がる。そもそも他の教科でもそうなのだが、テストで評価されることをモチベーションにするという発想自体が変わるべきであると私は思っている。が、まあこれについての話はまた改めて別の機会に。

だが、「テストをするな」のさらなる本質は、
「(導入時点で)英語を日本語に訳したりするな」
ということなのだ。少なくとも「逐語訳」は避けるべきである。
前に書いたように、たとえばitには実は日本語に対応する語がない。
だがそんなことを中学生や小学生が理解できるだろうか。
逐語訳的に日本語を対応させていく中では、itをとりあえず「それ」と言っておくしかない。だがそこに「間違い」がある。
従来の英語教育は、最初から「間違ったことを教える」宿命にあるのだ。
日本語と英語はそもそも文の構造が根本から違うのだから、単語を日本語に「訳す」教え方ではそうなってしまう。

最近ではさすがに少しずつそのあたりが見直され、中学1年生の教科書もかなり実践的なモノになりつつあるようではあるが、まだ根本的ではない。

「テスト」とやらをやると必ずと言っていいほど、「訳せ」という問題が入る。
仮にどうしてもテストをしなくてはならないのなら、たとえば会話をしているイラストの吹き出しの中に適切な語や文を入れる、などのような問題ならまだいいかもしれない。ペーパーテストではなく口頭でのテストならなおいいが、現場的にはまあ無理だろうな。
(とはいえ最初に書いたように、いちいち「評価される」ことで生徒がイヤになってしまうという弊害はやはり避けられない)

英語教育には、将来的に英語の読み書き(会話だけではなく、論文を読んだり書いたり)ができるようになる目的もあるのだから、という説もあるが、たとえそういう目的であったとしても、最初から「間違ったことを教える」教育ではその目的すら達成できない。母国語だって、最初は読み書きではなく会話から始まり、その上で読み書きが楽にできるようになるではないか。読み書きから始まる語学教育はありえない。

英語を教えるときに日本語を絶対に使うな、ということとはちょっと違う。
たとえばシチュエーションを説明するときなどに日本語を使ってもいいと私は思う。
「あなたはノートが欲しいので文房具屋さんに行きました。お店の人になんと言いますか」
みたいなことなら日本語で指示してもいいはずだ。こういうところまで無理に英語を使って、生徒が混乱するのでは意味がない。
ただ単語や文そのものを「訳す」作業は避けなければならない。

英語を習い始める最初の最初から、英語というのは日本語の論理とは全く違うものなのだということを、おぼろげながらであっても生徒たちに感じさせなければならないのだが、「訳」をさせる教え方ではそれは伝わらない。
生徒のほうも、たとえば
It's hot today!
という文を教わったとき、itってどういう意味?と聞きたくなると思うが、教師の方は少なくとも最初のうちは
「それはあとで分かるようになるから、今は文全部の意味だけ分かるようになろうね」
で済ませた方がいいのである。
英語は日本語と全く違うので、単語ひとつひとつを訳すことはできないのだ、ということを言ってしまってもいい。
百歩譲って訳すとしても、絶対に、「単語単位」でやってはいけない。
hot だけではなくcold やwarmを導入したければ
It's hot. 「暑い」 It's cold.「寒い」 と文単位で言うしかない。

とにかく、英語教育導入の初期段階で一番分かってもらいたいことは、むしろこの
「英語は日本語と論理が全く違う」
という点なのである。
だから、最初うちしばらくは、単語単位の訳を意識させてはいけない。単語単位で英←→日で置き換えることは不適切なのだということを分かってもらいたい。

だから可能な限り「文」の形で導入する。その際、冠詞の使い方などにも(教える方が)注意して正しく言わないといけない。penはpenではなく、a penかthe (またはhis とかthisとかその他の限定詞)+penか、pensの形でしかない。
文にしても、前項に書いたように、This is a pen.のような「特殊な」形でいきなり言わせるのではなく、
What's this?-- It's a pen.
という自然な形を必ずとって導入する。

理屈ではなく、とにかく実践で、ごくごく基本的なことを、正確に、じっくりと体に刷り込むように覚えさせる。こういう状況ではこういう言い方をする、という「経験」を積ませていく。たくさんのことを覚えさせる必要はない。けれどとくに本質的な日本語との違いがあるようなところをこそ、むしろ最初から打ち出していく。代名詞や冠詞の使い方、助動詞の使い方のようなところである。もちろん、あくまで、知識ではない「経験」として。

冒頭に、英語教育の早期導入の是非については簡単に言えないと書いたが、私自身はどちらかといえば賛成である。ただし、あくまでこのような形であれば、ということだ。小学校では、できればネイティブの教師と一緒に英語で遊ぶ、というような形であるべきと思う。ゲームをしたり歌を歌ったり、劇をしたり。英語のテレビ番組を見るだけだっていいと思う。
そういう点では、そういうことをやるならやはり中学よりは小学生のほうが抵抗ないとも思えるから、やはり小学校で導入するのは基本的に悪くない。
小学校高学年の2年間ぐらいそうやってたっぷり英語の「経験」を積めば(テストなどやらずに!)、中学になってからいよいよ読み書きも含めた「理屈」のともなった学習をするための土台ができる。

その土台ができてしまえば、今度は逆に、しっかりとした理屈を教えていくことができるし、必要になる。まず文型を教え、品詞を教える。そこで初めて、「単語」単位で考えても混乱しないようになる(とはいえやはり単語単位で「訳す」のは御法度だが)。これまで「体感」していた日本語との論理の違いに、ちゃんとした知識の裏付けを与えてやれる。
それからその先の文法を教えていくようにすれば、文法というモノがややこしくて厄介な代物なのではなく、自分の言いたいことを伝えていくためにさらに技術を高めていく便利なツールであることがよく実感できるはずである。

最初に間違ったことを教えてしまうから、その後ず~~っと修正されず、ワケ分からなくなって、イヤになってしまうのだ。

今から思うと、私自身、たしかに大学を卒業した時点では英語はしゃべれなかったが、それでもその後本格的に志してからの習得がけっこうスムースだったのは、小学校低学年の時に上記のようなコンセプトの英会話教育を(学校外で)少しだけ受けていたからだと思う。ラボパーティという、教師の家に行って「英語で遊ぶ」という感覚の教室で、丘の上にある瀟洒な一軒家で、授業よりむしろ終わってから紅茶とケーキが出ることや、広い芝生の庭でその家のお嬢さんや犬たちと遊ぶ方が楽しかった記憶がある(我が家とは雲泥の差の上流階級の家!という感じに憧れ、週に1回でもその雰囲気に浸れるのが嬉しかった)。あまり詳細は覚えていないが、そこでは「訳」などはせず、紙芝居のような絵を見ながらそのセリフを覚えていくのが中心だったと思う。先生はネイティブではなく、英語のしゃべれる日本人の女性だった。授業も「英語だけ」で進んだわけではない。けれど逐語訳などではなく、あくまで英語が「場面として導入」されていた(と思う)。
その時点ではさして「分かっていなかった」し、それだけでしゃべれるようになっていたわけではない。しかもその後の学校英語教育でむしろスポイルされてしまった気がするが、日本語と根本的に違う英語の「感覚」や「論理」がおぼろげではあるが無意識に刷り込まれていたのだと思う。











最終更新日  2009.03.26 22:42:31

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