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Nov 27, 2005
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カテゴリ:試行錯誤の跡
約2ヶ月前にハリオから新しい円すいドリッパーが発売されました。
ハリオの商品紹介ページ

プラスチック製とセラミック製がありますので、発売と同時に
セラミック製の1~2人用を購入しました。
初めは、セラミック製の円すいドリッパーということだけで、
軽い気持ちで購入したのですが、実際に使ってみたところ
その過激な性能に驚きました。


最初に珈琲を淹れてみたところ、珈琲に注いでいるお湯が
珈琲の粉にどんどん吸い込まれて落ちていくため、びっくりしました。
名前に、わざわざ「透過」と断わっているだけのことはあります。
専用のペーパーフィルターの袋にも「透過法」と書いてあるため
かなりのこだわりがあるようです。

肝心の珈琲の味ですが、初めのうちは、どうしても珈琲が水っぽくなってしまいました。
初めてバネットを使ったときにも、ここまで水っぽくなることはなかったため、
ちょっと戸惑いました。
正確に測定したわけではありませんが、体感上はバネットよりも早く
お湯が落ちる感じです。


その後、いろいろ試行錯誤した結果、ぼくのお湯の注ぎ方のクセで、
珈琲が水っぽくなっていることに気がつきました。

ドリッパーを上から見たとき、円の中心部分が一番深くなっていて、珈琲の粉が
たくさんあり、円周に近づくほど深さが浅くなって、珈琲の粉が少なくなります。

ドリッパーの中の珈琲の粉に均等にお湯を注ぐには、抽出するときのお湯の量も
中心部分に多く、円周に近づくほど少なくする必要があります。

どうも、ぼくはお湯をうず状に注ぐときに、うずの外側でお湯を多く注ぐクセがあったようです。
今まで使っていたドリッパーは、お湯の落ちる速度をドリッパーが抑えていたため
特に問題にならなかったようです。

お湯の注ぎ方を、中心部分をゆっくり多めに注ぎ、外側に行くほど
お湯の量が少なくなるように修正したところ、水っぽくなることはなくなりました。



以下の文章は、ぼくの勝手な想像です。
カリタさん、コーノさん、ハリオさんに聞いたわけではありませんので、
眉につばをつけてお読みください。

ハリオの円すいドリッパーを使うことで、今までのドリッパーにも
設計者の意図が反映されていたことに気が付きました。

これまでは、カリタやハリオは、ネルドリップを手軽にペーパーフィルターで
実現するために作られているものと思っていました。(以前の日記参照)

そのため、ドリッパー内のお湯は、速やかにドリッパーの外に落とすように
設計されていると思いこんでいましたが、ハリオを使った後では、
カリタやコーノは、お湯の落ちる速度をドリッパーが制限していることに
気が付きました。

カリタにしてもコーノにしても、多少、雑にお湯を注いでも、
お湯がドリッパーの中に留まって、珈琲の成分がうまく抽出されるように
設計されているようです。
言わば、保険として、お湯の落ちる速度をドリッパーが抑えているわけです。
逆にいえば、この保険を取り除いた過激な設定のドリッパーを商品として販売する
ところまで踏み込んでいなかったとも考えられます。

ドリッパーの中にお湯が留まりすぎると、抽出時間が長くなりすぎて、
雑味が出る原因になってしまいます。

より自然な抽出を目指すと、これまではバネットを使うか、
珈琲ショップのオリジナルドリッパーを使うという選択しか
ありませんでした。

バネットはお湯の落ち方は、ペーパーフィルターと珈琲の粉と重力だけで
決まりますので、これ以上ないくらい自然に抽出できます。
欠点としては、バネの枠組みしかない構造のため扱い難いという点と、
抽出中のお湯の温度が下がりやすいという点があげられます。

このような状況の中で、パネットと同等かそれ以上の速度で、
ドリッパーの中のお湯を速やかに落とし、かつ抽出中の温度も下がりにくい
ハリオの円すいドリッパーが発売されたわけです。

ただし、ハリオさんは、抽出速度については何も言っていません。
スパイラルリブも、珈琲をよく蒸らすための工夫としか書いてありません。

なぜスパイラルなのかは興味のあるところです。
これもぼくの勝手な推測ですが…
  円すいドリッパーの上部に行くほどリブの角度を急にすることで、
  リブとリブの間の間隔が広くなってしまうのを防いでるのではないかと思います。
  円すい上部ではリブの数を2倍にして、さらにスパイラルにすることで
  リブの間隔をほぼ等間隔に保ち、空気の流れを確実に確保しているようです。
  その結果、ドリッパー上部から下部まで連続してペーパーとドリッパーの間に
  隙間ができて、ペーパーから抽出された珈琲が速やかにドリッパーの下に
  落ちていくようです。
  理屈を考えるとこのようになりますが、ドリッパーの形を巻き貝のイメージに
  近づけるために、デザインとしてスパイラルにしているだけなのかも知れません。

ハリオの円すいドリッパーでは、お湯は速やかに落ちていきますので、
雑にお湯を注ぐとダイレクトに珈琲の味に反映されるようです。
抽出する場合は、お湯をコントロールしながら少しずつ注げる
細口のポットは必須だと思います。



ぼくの場合は、今のところ、15~18gの珈琲を使って、1.5人分抽出しています。
30秒で蒸らし用のお湯を注ぎ、30秒間蒸らし、
その後、1.5分~2分ぐらいで抽出用のお湯を注いでいます。

このドリッパーで抽出すると、今までよりも珈琲の豆による味の違いが
はっきり出てくる感じがします。
ぼくの抽出時間が短くて、抽出の最初の方で出てくる珈琲の成分が
多めになっているのでは?とも考えられますが。


以上が、ハリオの円すいドリッパーを使ってみた感想です。
2ヶ月前にハリオV60透過ドリッパーを購入して以来、ずっと使いつづけています。
セラミック製の1~2人用の他に、今ではプラスチック製の1~2人用も購入し
自宅と職場に置いて使っています。

ハリオV60透過ドリッパー01セラミックW (1~2杯用)
セラミック製の方は、セラミックという材質でありながら、
メリハリのあるしっかりしたリブがついていて、リブの効き具合も
問題ありません。

ハリオV60透過ドリッパー01クリア (1~2杯用)
プラスチック製は、コーヒーカップに直接抽出する場合には、
カップの中のお湯の量が確認できて使いやすいです。
プラスチック製でありながら、バリも無く丁寧に仕上げてあります。
ドリッパーの外側に巻き貝を連想させる凹凸がつけてあり、
これがレンズのように働いて、見た目が綺麗です。
これぐらい丁寧なつくりになっていると、プラスチック製でも
使っていて気持ちが良いです。


ドリッパーが入っている箱には、
私がつくる、私のおいしさ
というコピーが書いてあります。
美味しい珈琲は、(ドリッパーがつくるのではなく)私がつくる
ということのようです。
ドリッパーは、注がれたお湯を速やかに落とすだけです。
実に潔いドリッパーです。






最終更新日  Nov 27, 2005 06:54:56 PM
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