000000 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【ログイン】

美味しい珈琲が飲みたい

PR

カレンダー

お気に入りブログ

ベビーフェイス プラ… モカ二等航海士さん

バサラ・アルファの… バサラ・アルファさん

コメント新着

 た(^o^)@ Re:台形ペーパーを円錐ドリッパーで使ったら(07/23) この方法良いですね。 今日、会社で円錐の…
 古い人です@ Re:ペーパーフィルターの湯通し(05/11) 50年前ネルドリップからのコーヒー入れ趣…
 robustFilter@ Re:バッハ(東京・日本堤)(01/04) はじめまして。コメントありがとうござい…
 kei@ Re:バッハ(東京・日本堤)(01/04) はじめまして。 時々お邪魔している者です…

バックナンバー

Sep , 2017
Aug , 2017
Jul , 2017
Jun , 2017
May , 2017
Apr , 2017
Mar , 2017
Feb , 2017
Jan , 2017
Dec , 2016

キーワードサーチ

▼キーワード検索

Jan 28, 2009
XML
カテゴリ:試行錯誤の跡
昨年の12月頃、ちょうどペーパーの油通しを試していたときに、
フレーバーコーヒーノンタンさんが、ブログに興味深いことを書かれていました。

2度ごしを何度も繰り返すと … オイル感がでる?
参考Webページ「ニ度ごしを試そう

(ノンタンさんのブログにはペーパードリップとは書かれていませんが、
 ぼくは勝手にペーパードリップと思い込んでいます。)

最初は、ニ度ごしを繰り返すことでペーパーフィルターに珈琲の油分が染みこんで
油分が通るようになったのではないかと推測していました。

その後、前回の日記に書いたとおり柔らかくしたペーパーフィルターは
油分を多少は通すということもわかってきました。

ここで、ふと気がつきました。

ニ度ごしを繰り返しているうちに油分が抽出されたのは、
ペーパーに油分が染みこんだと考えられる一方で、
単純に紙がふやけて柔らかくなったのではないか。


紙を揉んで柔らかくする方法は、紙の繊維にむりやり力を加えるため、
どうしても紙を痛めて、こまかい亀裂ができてしまいます。

紙を水につけてふやかせば、紙の繊維を痛めずに全体を満遍なく柔らかくできます。

そこで実験してみました。

ふやかして柔らかくしたペーパーフィルターでドリップ
【注意】これは間違ったペーパーフィルターの使い方です。
    実行する場合は、自己責任でお願いします。

手順
1.ペーパーフィルターをお湯または水に浸して、数十分程度放置します。
 (お湯の方が紙臭さも抜けて良いように思います。
  どれくらいの時間ふやかせば良いのかは、まだ良くわかりません。)
【注意】ふやかしているときに雑菌が繁殖する可能性があります。
    衛生面には十分にお気をつけください。
ふ1

2.ペーパーフィルターがふやけて柔らかくなったら取り出して、水分を絞ります。
  このとき、ペーパーは非常にもろい状態になっていますので、
  ペーパーに穴をあけないように丁寧に圧力をかけて水分を取り除きます。
ふ2
  画像では、折りたたんでつぶすように絞っていますが、折り目に亀裂が入る可能性があります。
  時間がかかりますが、折らずに自然乾燥させても同様の効果があることは確認しています。

3.水分を絞ったペーパーフィルターを広げてドリッパーにセットします。
  フィルターがしわだらけでドリッパーに密着しませんが気にしません。
  また、湯通しもしません。(紙臭さは、ふやかしたときに抜けています。)
ふ3

4.珈琲の粉をフィルターにセットして、後は普通にドリップします。
  ふやかして絞ったペーパーフィルターは、水分を良く吸収します。
  最初に抽出される珈琲液(油分も含まれる)が、
  ペーパーフィルターに吸収されることも狙いの一つです。
ふ4
  画像は18gの珈琲をセットしたところ


これはうまくいきました。

抽出した珈琲をみると、油分が豊富に含まれるためか表面の泡がすぐに消えます。
まるでネルドリップで抽出したような状態です。

珈琲を飲んでみると、ぼくの下手なネルドリップで淹れた珈琲とほぼ同じ印象でした。
ペーパードリップでここまでの味がだせるとは思いませんでした。

今回の実験で使ったペーパーフィルターとドリッパー
V60用ペーパーフィルター01用(1~2杯用)100枚入酸素漂白
ハリオV60透過ドリッパー01セラミックW (1~2杯用)


原理は、ふやかして柔らかくするだけですので、
他のペーパーフィルターとドリッパーの組み合わせでも
たぶんうまくいくと思います。
(ペーパーフィルターの材質がケナフなどのように異なる場合は、わかりませんけれども)


この方法でなぜ油分がペーパーフィルターを通るようになるのか
まだ、はっきりわかっていません。
今のところ原因として思いつくのは、次の3つです。
 1.ふやかしてペーパーの繊維の隙間が広くなった。
 2.ふやかして絞ったあと、湯通ししないでドリップすることで
   最初の油分を含んだ珈琲液がペーパーに染みこんで油分をはじかなくなった。
 3.ふやかして絞るときに細かい亀裂が入った。

個人的には1と2が同程度に効いていると思っています。
3は、30分程度熱湯でふやかした後に、折らずにもとの形のまま1日程度放置して
自然乾燥させたペーパーフィルターでも油分が通りましたので、
それほど効いていないと思います。


ただし、ふやかす方法は、珈琲の油分を通すために
ペーパーフィルターの濾過能力をわざと弱めていますので、
渋みやえぐみなどの分子の大きい雑味成分も出やすくなると思います。
抽出するときは、普通のペーパードリップよりも丁寧にお湯を注ぐ必要があります。


ペーパーフィルターをふやかして、
(ネルドリップのような)油分の多い美味しい珈琲を楽しみましょう。


動的ドリップに続いて今回もフレーバーコーヒーノンタンさんの情報をヒントにして、
この結論にたどり着けました。
ノンタンさんの問題提起(ペーパーでオイル感を出す)が無ければ、
この発見はありませんでした。
貴重な情報を公開されているノンタンさんに感謝いたします。

追記:
ペーパーフィルターをふやかすのに
水では、ほとんど効果が無いようです。
熱湯でふやかすのがお勧めです。

追記2:
ふやかす方法では、コーヒーオイルがペーパーを通るものの
雑味も多めにでてしまうため、コーヒーの美味しさを損なうようです。
代わりにcafeistさんの穴あけペーパードリップ法をお勧めします。






最終更新日  Feb 8, 2009 07:26:32 PM
コメント(0) | コメントを書く

Copyright (c) 1997-2017 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.