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2009.01.05
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カテゴリ:健康、安全
一部、レビー小体型認知症の患者が集まっている病院を除くと、この認知症患者の多くが薬に対して異常なまでの過敏性を発揮することは、あまり知られていないようだ。

「普通」もしくは「少なめ」の量で、大きな副作用症状を呈し、また、常識外れの少量で効果を示したりする。

そのことは、認知症患者の家族が集まる掲示板での書き込みによって裏付けられている。

だがしかし。

同じく、その掲示板での書き込みによって、「薬に対する過敏性」が「多くの医師に認められていない」理由もわかってくる。

それはつまり、こういうことである。

薬の副作用に悩まされている患者と、その家族の対応は二つにわかれる。

A. 副作用に気づかないまま病状が悪化していく。
B. 薬の副作用を疑い、担当医師に相談する。

Aの場合は、その後、なにか「よい偶然」に出会わない限り、そのままである。
Bの場合は、大きく分けて3グループにわかれる。

B-1. 担当医師から「こんな少量で副作用が起きた例はない」、「これ以上量を減らしたら効果がない」と否定される。
B-2. 担当医師が「量を減らしてみましょう」という。
B-3. 担当医師が薬の種類を変更する。

多くの医師はB-3, B-1のどちらかの態度を示すようだ。
そもそもB-2のような医師なら、はじめから「少なく処方して徐々に増やしていく」ということかもしれないが。。。

ところで、今現在、レビー型認知症患者と家族をもっとも悩ませているのはアリセプトの副作用と思われる症状である。(パーキンソン様症状が悪化する)
なぜならば、この型の認知症が世に広がったときに、ほとんど唯一の「効果的な治療法」として同時に広まった薬だからである。

つまり、他の薬ならともかくとして、アリセプトに関しては、「B-3という選択肢はない」のである。
しかも、アリセプト本来の用途である「アルツハイマー型認知症」についての処方箋でははじめ3mg、二週間後に5mg、という量が推奨されているらしい。
(処方箋についてのルールもなにもしらないままこういう書き方をしてはいけないのかもしれないが ...)
しかも、アリセプトをレビーに適用しようという治験においても、5mgという量が踏襲されているようでもある。

そんな状態で素人が「5mgでは多すぎて副作用がでている患者がたくさんいる」といっても、医師が信じてくれるはずもない。

そして、なんとも間が悪いことに。
「多くのレビー型認知症患者の家族はアリセプトの副作用に悩んだ挙句、掲示板などを通じて減量が有効なことを知り、担当医に内緒で薬の量を減らしている」のである。

それはつまり、実際には「レビーにはアリセプト5mgは多すぎて患者の家族が減らしている」という例が多いにも関わらず、公式記録としては「レビーにはアリセプト5mgが有効で副作用もあまりない」という内容が記されることを意味する。
だから、医師や薬品会社が公式記録から「レビー小体型認知症の治療」を検討すれば、当然ながら、「アリセプト5mg」という処方になるわけだし、「副作用も少ない」と信じるに違いない。

そしてだからこそ、「医師に内緒で量を減らす家族」が増えていくわけだ。

なんという悪循環 !!

微力ながら。
次回、父の通院につきそって、率直に「副作用を疑っている」こと、「アリセプトの量を減らしていて担当医には伝わっていない例が多いと思われる」ことを担当医に話してみようと思う。

素人一人の話で問題が解決するとも思われないが、しかし、黙って薬の量を減らすことは、今後の認知症治療に悪影響を及ぼすに違いないのであるから。
それはまた、「将来、認知症になるかもしれない自分を守る」ためでもあるのだから。





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Last updated  2009.01.05 17:25:44
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