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カテゴリ:住宅診断
人と環境に優しい安心の住まいづくりはスタジオ・センスへ いつもブログを読んでいただきまして有難うございます。 スタジオ・センス山本です。 本日、山口市維新公園付近のお宅で「動的耐震診断」を 実施しました。 まずは地盤調査から。 地盤調査を必要とするのは、地盤と建物の共振可能性を 調べるためです。 この装置により、地盤表層から25m程度下まで測定し 地盤の強度を測ります。 そしていよいよ診断機器を建物に設置します。 設置場所は2階の家の重心。こちらのお宅では階段室が 重心でした。 100kg相当のこの装置を振動させ、家全体を揺らしいき ます。 家の揺れは、部屋の隅に数箇所設置したセンサーで検知 し、パソコンにデータとして保存されていきます。 検査員の説明を真剣に聞かれるお施主様。 これからリフォームしようと考えている建物の耐震性は 当然のことながら気になりますよね。 様々な周波数で家を揺らしていくのですが、一定の周波 数で人間でも十分感じることができるレベルで揺れます。 照明器具が揺れ、コップに入れた水も動き出します。 家が揺れるのは気持ちがいいものではありません。 今回のこの検査にはテレビ局さんも取材に来られました。 お施主様も「なぜ動的耐震診断」を行おうと思ったのか ということをインタビューされていました。 小さな地震で建物を揺らして計測する動的耐震診断でわ かることは、木造住宅の耐震性を判断する上で、もっと も大切な「建物全体の硬さ(揺れやすい建物かどうか)」 と、「建物各部の硬さのバランス(揺れ方のバランス)」 です。 これらは、小さな地震にも大地震にも共通に現れる建物 の特性です。 このデータをもとに、「震度いくつの地震まで安全性が 高いか」を解析して数値で表しています。 建物の安全性がもっと具体的に表示され、なおかつ耐震 改修工事の効果が目に見えるようになれば、もっと耐震 改修が促進されるのでは」との声に応えるべく、開発さ れたこのシステムです。 新技術により今後の耐震改修は変わっていくと思います。 スタジオセンス キャンペーン情報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年02月14日 21時18分45秒
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