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テーマ:日々自然観察(9831)
カテゴリ:昆虫(アブ、カ、ハエ)
名前の通り後脚の腿節が太い。 カマキリの腕が太いのは獲物をシッカリ捕らえる為だし、短距離走の選手の腿が太いのは足を出来るだけ高く早く上げ、また地面を強く蹴る為だが、アシブトハナアブの腿節が太いのは何故だろうか。トノサマバッタの様に、まず飛び跳ねてから羽で飛ぶ訳でもなし・・・。
アブ類はハチに似ていると巷では言われている。子供の頃から虫に親しんで来た者が見ればハチでないことは歴然としているが、虫に縁のない人や虫嫌いの人には区別が付かないらしい。 ハチは羽が2対4枚、アブ(双翅目の昆虫、以下同じ)は1対2枚で、アブの後翅は平均棍という棍棒状、或いは、シャモジ状の構造になっている。この平均棍はアブが安定した飛翔を行うのに必須の構造で、実験的にこれを取り去ると、アブは全く飛べなくなると言う。 また、アブはハエや蚊と同じ仲間だから、外骨格が柔らかい。ハチ(ハバチ類を除く)は外骨格が固いので簡単には潰せないが、アブは蠅叩き一発でペシャンコになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.04.14 10:23:13
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