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テーマ:日々自然観察(10014)
カテゴリ:昆虫(ハチ)
日本には10数種のマルハナバチが生息する。しかし、マルハナバチと言うのは「氷河時代の生き残り」の様で、北海道、或いは、中部山岳地帯のみに生息するものが多く、この辺り(東京都世田谷区)に居るのは、胸が橙色で腹にトラ模様のあるトラマルハナバチと、真っ黒で尾端だけが橙色のコマルハナバチの2種だけらしい。 「我が家のマルハナちゃん」はコマルハナバチである。黒い熊のぬいぐるみみたいにコロコロしていて、実に可愛らしい。
写真の様にかなり大きなマルハナバチなのに「コ(小)」が付くのは、働き蜂はずっと小型(時に女王の1/2近く)だからであろう。コマルハナバチは春最も早くから活動を開始し、先日(4月18日)には既に働き蜂が巣に出入りしていた。なお、今日の写真は、総て女王蜂の写真である。
ところで、「家のマルハナちゃん」はリッパな一城の主で女王様である。女王様なのに「ちゃん」は不敬ではないか、と言う気もするが、家来(働き蜂)の数は少ないし、かなりドジだから「マルハナちゃん」でも構わないと思っている。 どんな風にドジかと言うと、余り飛ぶのが上手でない、或いは、目が悪いのかも知れないが、巣に戻るとき着地に失敗し排気口のフードに激突して跳ね飛ばされたり、ツツジの花に上手く止まれなくて落下し、下にある花と花の間に挟まれてもがいていたり・・・と、まァ、「御本人」は真剣なのに違いないが、見ている分には滑稽で中々楽しませてくれる。
コマルハナバチは、活動の開始も早いが巣立ちも早く、残念ながら6月下旬にはもう居なくなってしまう。秋に生まれたのならば、新女王はそのまま冬眠に入ればよいが、コマルハナバチの場合は夏を越さなくてはならない。7月以降この辺りでコマルハナバチを見ることはない。一体何処に行っているのであろうか? 色々調べてみたら、コマルハナバチは6月下旬から来年の早春まで地下に掘った穴蔵の中で永~い間休眠しているらしい。夏の高温高湿を耐えて生き残れるのは極僅かであろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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