今、デュランタ・タカラズカが満開である。花を掲載するのは7月3日以来、ほぼ2ヶ月ぶり。と言っても、デュランタの花と言うのは拡大しても面白味がないので、専らこの花にやって来る虫達を紹介することになる。何れも、嘗て紹介した虫なので些か気が引けるのだが・・・。

満開のデュランタ・タカラズカ(2007/08/26)
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このデュランタ・タカラズカは、今から5年前に買ってきて、確か3株を大鉢に一緒に植えたものである。3年程で高さ2m位になり、毎年良く花が咲き、虫達も沢山やって来る。まァ、花としては大したものではないので、虫集めに植えている様なものである。

花の写真をもう1枚(2007/08/30)
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まず最初はナミアゲハ。今年はアゲハ類が少ないので、滅多にやって来ない。昨年の紹介した
ナミアゲハの写真と構図もよく似ていているが、勿論最近撮ったものである。

ナミアゲハ(2007/08/22)
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スズメガ科のホウジャク類も良くやってくる。今年は、8月25日頃に
ホシホウジャクが始めて姿を現した。今日は、ホシヒメホウジャクと思われるのが現れたが、残念ながら、写真は取り損ねた。

ホシホウジャク(2007/08/27)
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近縁の
オオスカシバも常連である。花にやって来るのは雄で、隣に植わっている
クチナシにやってくるのは産卵目的の雌、オオスカシバは我が家の3大害虫に認定されており、駆除の対象である。

オオスカシバ(2007/08/30)
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アゲハの他にも色々な蝶がやって来る。今日、ルリシジミが来ていたが写真は撮っていない。
ツマグロヒョウモン、
キチョウ、最近は滅多に来ないヒメアカタテハもデュランタが好きらしい。下の写真は
ヤマトシジミ。

ヤマトシジミ(雄)(2007/08/30)
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セセリチョウは、最近は
イチモンジセセリばかりが幅を利かせているが、チャバネセセリも時折姿を見せる。チャバネセセリはまだ当Weblogでは紹介していないので、良い写真が撮れたら別に紹介する予定である。

イチモンジセセリ(2007/08/30)
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こんな具合に色々な虫が入れ替わり立ち替わり現れるので、デュランタ・タカラズカは、虫好きには、中々楽しめる花と言える。他に
クロウリハムシや
クサギカメムシも居るが、今日は省略した。
こういう花期の長い虫の良く来る花木には、普通、カマキリが知らない内にやって来て常駐する。今年はまだ現れていないが、その内やって来るだろうと楽しみにしている。