実録 【嘘つき女に嘘つき男】
秋田嘘つき女の供述は、男児殺人現場を「奥の部屋」から「玄関」に変えたらしい。 女が殺人現場を「玄関」に変えた理由は、栃木県警が「兎の毛」が「靴下」に着いていないのは、「靴」を履いたまま「玄関」で殺された証左であり、「玄関」で「靴」を脱いで「奥の部屋」に上がったところを「軍手」をはいて「紐」で背後から絞め殺したとする先の供述は、「不自然」と突いたらしい。 犯行を「計画的」としたのが「軍手」「紐」の用意と使用経緯であるらしい。 その一方で「部屋の窓」が開いていたことを挙げて犯行に「計画性」がなかったとしているらしい。 秋田県警は、犯人とされる秋田嘘つき女の初期供述の矛盾を突いて「計画的犯行」を引出す一方で、「部屋の窓」が開いていたことを理由に「衝動的犯行」を示唆して細やかな捜査を進めていることになる。 以上の捜査状況が栃木県警によってリークされ、ワイドショウが連日取上げ、警察OBのコメンティターが連日登場して独自の情報ルートを得意げに仄めかしている。 テレビ会見好き女が弁護士を通じて逮捕前と同じテレビ会見を開き、供述の変更を公表したもので、殺人は、認めたものの、犯行の「計画性」払拭の裁判対策に入ったもので死刑判決回避のための弁護活動に入ったものである。 秋田嘘つき女の如き殺人犯に限らず被害者の資格を得た者の供述内容にも変遷が見られれば、それを疑って掛かるのが捜査の常道と言えるのであるが、北海道警察には、それが無かった。 西野と道警は、記者会見をせず、取材には、「事件は公表しない」と明言、拒否の事実があり、秋田の事件より複雑であるらしい。