2007/06/14(木)08:21
日本のコンピュータの父
日本のコンピュータが設計した世界の傑作機 YS11
日本のコンピュータの父と呼ばれた人がいる。
冨士通信機器の池田利雄さんだ、太平洋戦争後まもなくアメリカ合衆国でコンピュータが産声をあげIBM社が完全に世界を席巻していた。
そのころ、ぐず通信社(冨士通信機器で現在の富士通)で一人の若者がコンピュータの設計に取り掛かった。
相手は世界のIBM、ぞうと蚊の戦いといわれた。
池田利雄さんは回路の天才と呼ばれる人でつぎつぎと演算速度の速い回路を発案した、問題は集積回路の熱の問題であった、温度が高くて回線が焼き切れる。
池田利雄さんが率いるコンピュータチームはこれをある方法で解決した。
ところがアメリカではジーン・アムダールと言う人がソフトさえ入れ替えれば一人何役にもなるコンピュータを開発していた。(今では当たり前)
昔は、一つの仕事を一つのコンピュータに割り当てるのが常識だった頃だ。
つづく