㈱FPコンサルツ広場 FPの幸せ探検隊

2008/01/11(金)06:35

固有の時間

知られざる世界(210)

船をよくご存じの方は教えてほしいのだが、船体についている小さな金属、あれを何と呼ぶのか? 呼び方がわからないので腐食板と呼ぶことにします。 何故、腐食なのかというと船体も鉄でできているうえに腐食しやすい海水につかっているためその腐食の速度を遅らせるためにわざとより腐食しやすい金属(腐食板?)を船体に接触させて付けてある。 こうすると交換しやすい腐食板が早く腐食する代わりに船体の腐食の速度は遅くなる。 変化=速度だから物体の固有によって時間の流れが変わってくることの証明になる。 こういう応用はよく行われる。 たとえば鉄道と電車の車輪は車輪に使われている金属の方がやわらかい。 こうするといつも接触している二つの物のうち車輪のほうが早く摩耗する、鉄道を交換するより車輪を交換する方が簡単だからこうしてある。 つまりこの場合車輪に流れている時間の方が早い 腐食板にしても電車の車輪にしてもいけにえのようだがよく考えて仕組んであるものと感心する。 物体だけではない人それぞれにも流れている時間は違う。 長生きする人もいれば短命の人もいる、ふけている人もいればいつまでも若々しい人もいる。 これは人それぞれにも流れている時間が違うから起こることである。 時間=変化だから

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