2008/01/13(日)17:30
アーチ型の秘密
古代ローマ時代の建造物には決まってアーチ型の門がある、門だけでなく橋脚や水道の柱などにも多く使われている、実は私、これをどうやって作ったか分からなかったのであります。
枠材を木で組んで長方形の門を作るのは作り方も分かる、だが何故重力に逆らってレンガや石などを下からくっつけていったかのかが、分からなかったのであります。
先日、古代ローマの歴史の物語をテレビで見ていてやっと分かりました。
最初に木で作りたい門の内側の穴を作ってしまってその上からレンガなどを並べていく。
全体の形ができたら木枠を壊す、これでできあがり。
円形は力学的に物を支えるのに都合がよい、何故なら力を一箇所に集中させず分散することが出来るからである。
どうやらこれは大発明だったらしいのだ。
古代ローマ人は素晴らしい、うーん、なるほどなのだ。