2008/03/08(土)10:03
世界初
これは白バイではなくBMWのR100RSという名のバイクである。
実は僕、バイクの大ファンで10台乗り継いできた9代目のバイクがこのバイク。
設計者は天才工業デザイナー、ハンスムート。
BMW社からハンスムートに与えられた設計条件が雨の日にアウトバーンで時速190キロで巡航できるバイクというものだった。
当時フェアリングというものはあったがライトの周りを覆ったものだけでR100RSのように前面をフルカバーしたフルフェアリングは世界初であった。
エンジンは水平対向ボクサータイプで排気量1000cc、80馬力だった。
実際、高速道路で走らせてみるとヘルメットの上方部に風が当たるだけで体には全く抵抗がない、しかも高速になればなるほど路面にぴたりと吸いついたように安定感が増す。
ハンスムートは日本のスズキからもデザインを頼まれ、GSX750S通称 刀 をデザインしたことで有名。