2019/05/23(木)19:13
炎の生涯
それから毎週のように本を買いあさりそれは飽きるほど読んだ。
そして感じたことは人生とは人との出会いや偶然の繰り返しであり決まりきったものでなくいかにもダイナミックなものなのだということだった。一番心に残っている本がある「ゴッホの炎の生涯」だ. ゴッホは生きているうち絵は一枚しか売れていないそれでも毎日描き続け最後は精神を病んでしまい自殺する。そう、変な人なのだ。 しかし、一生レールの上しか走れない国家公務員の自分の人生と比較するとそれはうらやましく思えた。 自然と対話しゴッホにこう描いてほしいと語りかけ自分の思い通りの絵を描く続けることができた不世出の画家は本物の人生を生きたのだと思う。 ゴッホのことを歌った歌手は案外多い、それも僕と同じ感性なのだろう僕の大好きな歌手たちだ。 ドン・マクリーン ボズ・スキャッグスなど。(Vincent) 星の降るような夜パレットにブルーとグレーを盛り…今僕はわかるよ、あなたがこのキャンバスで伝えようとした意味が。 療養所では人から煙たがれ、恋人は嫌ったかもしれないけど。 この世はいままであなたほど美しい人に出会ったことはなかった。