㈱FPコンサルツ広場 FPの幸せ探検隊

2019/06/05(水)14:59

民間会社への就職

敗者復活戦(33)

就職半年間のアルバイト経験をへて僕は翌年の総合職試験を受けその会社に採用された。読売系の中堅広告代理店だった、3か月の研修危難をへて最初の配属が決まった。京都支社大津営業所だった。僕は何故か水に縁があるらしい海上保安庁そして日本最大の湖、琵琶湖の付け根大津市への赴任、ついでに誕生日の翌日から魚座だった。民間の会社へ入社したものの新入社員だからかなり苦労した、はぅきり言って海保大卒業生は楽なものだった、卒業と同時に士官だから部下が数人ついた年上もいたがこの世界は階級がものをいうすべてが命令系統で動いた、くやしかった。大津営業所は琵琶湖のほとりにおの浜にあった、窓からは琵琶湖が見渡せる確か琵琶湖大橋が見えたはずだ。この営業所にはA所長以下営業が4人デザイナー、一人事務員、一人の総勢7名だった。社会に出たての新人に与えられた任務は広告主を開拓すること、右も左もわからない土地でしかも営業経験はゼロに等しい、だいたい広告代理店の営業なんて断られたなんぼの世界だ、国家公務員の世界で4年半過ごした僕にとって民間の営業開拓は新鮮ではあった。Y中堅広告代理店はそれまでの新聞中心の広告募集形態から大きく舵を切り電波媒体を増やすべく社長は大阪のYテレビから就任したしラジオテレビ局長もYテレビから来ていた、売り上げは約100億で順調に売り上げを伸ばしていた。大津営業所からJR東海道線までの通り通称膳所通りには商店が集中していたのでその通りの商店の広告募集が僕の最初のミッションだった。それまでの待遇とは180度違い頭を下げる毎日、正直後悔した敗者だと思った。

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