㈱FPコンサルツ広場 FPの幸せ探検隊

全て | 生活の中の見えない幸せ | 面白い生活のヒント | 幸せ発見! | 思い切って出てみた | 学問のすすめ | 知られざる世界 | わかりました! | 思い切って白状します | 映画大好き! | 山陰発信 | FP知っ得情報 | FPのお仕事 | 映画で使われる英会話 | 気楽な国オーストラリアのお話 | 車大好き! | 参考になるもの | 困ったこと | ロック大好き! | 住宅ローンアドバイザーが語る不思議な話 | FPの-幸せ探検隊 | 写真のお勧め | 音楽大好き! | 日本のFP会社 FPコンサルツ広場 | うーん、なるほど! | 役に立つもの | バイク大好き! | 山陰のFP | 飛行機大好き! | クリストフ皇帝の復讐 | 絵画大好き! | ペン大好き! | 熱帯魚大好き! | ナイフ大好き! | 今、はまってるもの | 作るの大好き! | 模型飛行機写真募集 | 電気畑 | もう一つの海猿 | 科学は面白い | 仮想通貨(暗号通貨)のお話 | when I'm 64 | 敗者復活戦 | 2023年ある春の日 | 五式戦の妖怪 | 正義仁愛
2020.07.19
XML

太平洋戦争での勝敗が見えてきた頃。

土井は自分が手掛けてきた三式戦 飛燕の評判がすこぶる悪いことに心を痛めていた。

始動性が悪い、いざという時使えないなど飛行士や整備士からの批判は直接言われなくても伝わってきた。

同盟を結んでいるナチスドイツ軍のメッサーシュミットを参考に川崎重工で開発したのだがその完成度の低いのには理由があった。

自動車を何十年も前から作り続けているドイツとその経験が浅い日本では水冷エンジンの構造の細部の部分まではまねができないのだ。

メルセデスなどは何十年も前から水冷エンジンを作り続け不具合の原因を改良し続けているのでほぼ完ぺきなものが出来ている。

ドイツから設計図を持ち込み見様見真似で作った日本初の戦闘機の水冷エンジンとは埋めることが出来ない大きな溝があった。

かくして頭のない飛燕が飛行場に並びエンジンの不具合を調整中の機体ばかりが飛行場の隅に並べられていた。

土井はその解決策が頭の中には浮かんではいた、飛燕の水冷エンジンを空冷にしたらどうか?

そんな突拍子もない秘策があった。

しかし、お堅い上層部にこんな案を提案しても受け入れてもらえないのは分かっていた。

一度決めてやってきたことを否定されることを何よりも嫌がる人たちである。

しかし、物資のない日本陸軍にとって使えない戦闘機は資源の無駄であり開発者としては居ても立っても居られないほど悔しかった。

 







Last updated  2020.07.19 18:28:29
コメント(0) | コメントを書く


PR


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.