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(族)権兵衛商会・悪徳ガードマン日誌^^w

放送禁止

なぎらけんいちの逆襲
放送禁止歌になってしまった名曲?「悲惨な戦い」を22年後再リリース!
だめと言われていた個人名や字句をチョット変更して反撃に出た!!
ちょっとだけ聞く?
73年の「悲惨な戦い」 95年の「悲惨な戦い」
わたしはかつてあのような 悲惨な光景を見たことがない
それは10年以上も前の 国技館の話です

かたや巨漢の雷電と
かたや地獄の
料理人若秩父が
両者見合って待ったなし
がっぷり四つに組んだ その額からは
玉のような汗が タラリンコンと流れ出してきて
若秩父のマワシを 湿らすのだった

その湿ったマワシがいずれ
あの不幸な事件を巻き起こすとは誰しも
あの世にも恐ろしい戦いになるとは
誰しも 思わなかったのだ

まったく 引力とは恐ろしいもので
地上に浮いているものは
下へおっこってしまうのだから
あれよあれよと思う間に若秩父のマワシは

落ちた

さすが天下のNHK
すぐにTVカメラを消せと命じたが
折も悪くもアルバイトを使っていたために
アップで放映してしまったのだ

ラジオのアナウンサーはまたアナウンサーで
テレビを見てない人は 分からなかったものを
「すぐにお近くのテレビの
スイッチをひねってください」
などと言ったものだから
見なくていい人まで見てしまったのだ

さすが天下の国技館
すぐに照明を消せと命じたが
折も悪くもパートタイムを使っていたために
スポットライトをあててしまったのだ



まったく 全国3万人の相撲ファンの皆様は
意外な事実を知ったのだ
でかい体にゃ××がつきものだと
そういう事実を知ってしまったのだ

さすが木村庄三郎
あの、そう、ウチワみたいなやつで
隠そうとしてやったが
彼も非常に興奮していたもので
股間をいやというほど軍配で殴りつけてしまったのだ













さすが弟子の朝汐は
大変気が利いているもので
すぐに毛布を持って現れてきたが
彼もまた心の準備ができていなかったのだ

土俵へ土俵へと一直線に進み
土俵の端につまづいてしまったのだ
まったく慣性力とは恐ろしいもので
止まる体も止まらなくなってしまったのだ

そのときの彼の脳裡には
一つの言葉しか浮かばなかった
そのときの彼の頭の中には
一つの言葉しか浮かばなかった

何か体を支えるものはありませんか
何かつかむものはありませんかと
何かつかむものはありませんと目を凝らしてみたら

目の前に

あった








私はかつてあのような 悲惨な戦いを見たことがない
私はかつてあの様な 悲惨な光景を見たことがない
それは10年以上も前の 国技館の話です

片や巨漢のライデンと
片や地獄の料理人、
相撲界で唯一の凶器の使い手ハカチチブが
両者見合って 待ったなし
ガップリ四つに組んだその額からは
玉の様な汗がダラリンコンと流れ出して来て
おもわずハカチチブのマワシをしめらすのだった

このしめったマワシがいずれ
あの不幸な事件を巻きおこすとは
あの 世にも恐ろしい戦いになるとは
誰も予想しえなかったのだ

全く引力とは恐ろしいもので
地上に浮いている物が
下へ落ちてしまうんだから
アレヨ アレヨ アレヨと思うまにハカチチブのマワシは

落ちた

さすが天下のイヌ・エチ・ケー
すぐにテレビカメラを消せと命じたが
折も悪しくもアルバイトを使っていた為に
アップで放映してしまったのだ

また、ラジオのアナウンサーが、アナウンサーで
余計な事を言わなきゃ、見てない人はわからないものを
「大変な事が始まりました、ラジオの前の皆さん
 すぐに、お近くのテレビのスイッチをひねってみて下さい」
などと言ったもんだから
見なくてもいい人まで見てしまったのだ

さすが日本の国技館
すぐに照明を消せと命じたが
折も悪くもパートタイムを使っていた為に
スポットライトをあててしまったのだ
又、何を思ったか、他の電気は全部消してしまったもので
くっきり

全国一千万の相撲ファンの皆さんは
意外な事実を知ってしまったのだ
でかいカラダにゃ××がつきものだと
そういう事実を知ってしまったのだ

又、行司の木村(ピー)
そう あの うちわみたいなヤツで
かくそうとしてやったが
彼も非常に興奮していたもので
軍配でイヤという程、股間をなぐりつけてしまったのだ

完全に焦り狂った イヌ・エチ・ケー
とにかく何でもいいから隠せと命じ
さきほどのテレビのカメラマン
汚名を挽回しようと 余計な事を思いついたのだ

テレビカメラをズンズンズンズンズンズン近づけて
それで、ピタッとふたをしてしまったのだ
ズンズンズンズンズンズンズンズン近づける間
テレビの前の人々は、せまりくるナニを
いやという程 見せつけられたのだ

さすが弟子のオニシキは
全く、よく、そう気が付くもので
すぐに毛布を持って現れて来たが
彼もまだ、心の準備が出来ていなかったのだ

土俵へ土俵へと一直線に進み
土俵の俵につまづいてしまったのだ




その時の彼の頭の中には
一つの言葉しか浮かばなかった



何か体を支える物はありませんか
何かつかむ物はありませんかと
何かつかむ物はないのかな、と目を凝らしてみたら

ちっちゃいながらも

あった

その時、民放の裏番組でユリ・ゲラーが、実験をしておった
それが、運悪く、何かの拍子か混線を招いてしまった
「テレビの前の皆さん
 スプーン、ナイフ、フォークなんでもかまいません
 握ってしごいてみてください」
ハカチチブ、言った

私はかつてあのような 悲惨な戦いを見たことがない


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