ソープワートサボンソウソープワート ソープワートの雑学 昔からこの茎や葉、根を煮出して柔軟剤や洗剤にしたり、葉茎を乾燥させ煎じたものを皮膚病、湿疹の患部洗浄の治療薬として使われていたそうです。 実際にソープワートの葉をもんでみるとぬるっとした液が出ます。 全草にサポニンを含んでいますので、根や、茎、葉を水に浸すと石けんのように泡立ちます。 関西では、冬に地上部が枯れるものの、屋外で越冬してくれます。 日本で販売されてるかどうかはわかりませんが、ソープワートの品種は、たくさんあるようです。 別名:サポナリア 和名:サボンソウ(石鹸草)・シャボンソウ ナデシコ科/サボンソウ属/多年草 開花の時期 7~8月頃 種まきの時期 3~5月頃 挿し芽の時期 5~7月頃 株分けの適期 3~5月頃 根茎の収穫 10~11月頃 花後に掘りあげて、キレイに洗ってから乾燥させます。 繁殖は、挿し芽や株分けで、増やすことが出来ます。 水やり・肥料 乾燥すると元気がなくなりますので、適度の湿り気を保つようにします。 真夏などは、水ゴケを置いて乾燥させないようにしています。 追肥としてハーブ用の液肥を薄めて与えたり、置き肥をあげる程度です。 注意点 薬効はあるものの、内服薬としては用いませんし、 根は有毒なので、絶対に口にしないよう注意します。 美しい花を咲かすには、日当たりのいい場所に植え付けるようにし、 開花後に、花を早めに摘み取るか、刈り込みをすると、より長い間ソープワートの花を楽しむことが出来ます。 茎は、しっかりと立ってくれませんので、支柱があってもいいと思います。 地下茎で広がる生育の旺盛なハーブなので、地植えする時は、ミントと同じように土の中に囲いなどを使った方がいいようです。 鉢植えの場合は、せめて直径約20cm×高さ約15cmのあるもの、5~6号鉢程度の容器を選び植えた方がいいでしょう。 利用・効能 切り花や、ブーケ、ポプリ、入浴剤、観賞用として利用されます。 内服は不可ですが、薬効としては腫れものや、湿疹に効果がありますので直接患部に消毒薬として利用します。 デリケートな洗濯に用いるとよいとされていて、 生の葉や茎を30分くらい煮出すと、シャボン液が取れます。 乾燥させた根と茎は、大さじ1杯に対して、水を500~700mlで煎じ消毒薬として用いることができます。 害虫と病気 病害虫の被害はありません。 「ソープワートの種類」 ●ロックソープワート 開花時期 5~6月頃 ナデシコ科/サボンソウ属/多年草 小さな花をつけ、グランドカバーに利用される。 ●カラブリアンソープワート ナデシコ科/サボンソウ属/1年草 ジャンル別一覧
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