体が冷えると代謝が悪くなる
人間の体は常に古くなった細胞が排出され新しい細胞が作られる、すなわち代謝によって維持されています。ところが冷え性の方はこの代謝が悪くなりいわば細胞の便秘が起こります。便が出ないのに食べ物だけを入れ続けると胃腸が疲れきってしまうのと同じように古い細胞がうまく排出されないと組織は疲れきり最終的には機能不全に陥ります。そして代謝がうまくできるかどうかは体温できまります。体温が36、5度くらいあれば代謝は順調ですがこれが36度以下35度近くにまで下がると代謝が悪くなっている可能性が高いので時々体温をはかると良いと思います。一般に体温のあるかたは血色もよくいきいきしているし体温の低すぎる方は血色も悪くどことなくしおれた感じがするものです。体温をあげるのはいろいろ方法はありますがまず一番は運動です。熱の大部分は筋肉で作られるので毎日歩く習慣をつけるのがベストです。次に肝臓と甲状腺機能が低下すると熱の生産がうまくゆかなくなるので肝臓、すなわち右の肋骨あたりを十分にさすりできればもみます。肋骨のきわに手を入れてもむと肝臓の弱い人は非常に痛いですがもんでいるうちにだんだん痛みが和らぎます。すると肝臓機能が良くなっています。そして喉を手のひらでさすります。100回ほどさすると甲状腺機能が良くなり毎日やると肌がきれいになるのが実感できると思います。さらにお風呂にていねいに入り体を温める作用の強いプアール茶などを飲むようにすればかなり冷え性は改善できると思います。自律神経の影響があるので一遍に良くならなくても根気よく努力を続けると体質が変わりますのでやってみてくださいね。