2006/09/05(火)23:17
【承徳】 移動/宿
昨晩は『北の京』の汽車(←日本語。赤語では火車)駅まで移動し、ソコで宿の客引きに車に乗せられた。
シングル、120元を50元にしてくれるってさ。
車に乗って、スゲェ遠くまで来た。
フロントのオバに身分証を要求されたので、パスポートを見せる。コレしかないもん。
オバ「が、外人・・・・(←ここにきて気付きやがった)
外人はね、そこの部屋よ、70元ね
え? さっき聞いたのと違う? 『120元から50元引いて70元』を聞き間違えたんでしょ」
コイ「いーや、違う
通常価格120元で、先ずは半額の60元、更に10元引きで50元。間違えてない」
オバ「外国人は+20元で70元なの」
アンタ、言ってるコトが矛盾してるの、気付いてるか?
安宿はニコヤカに泊まらないと、ヤバイ。何が起こるかわからない。
しかもこのオバ、信用度ゼロ。元々人民ってのは信用できる代物ではないけれど、ここは避けて正解だ。
オバからパスポートを取り上げ、そのまま出る。
駅からかなり遠くに来たし、既に23時を過ぎているが、構うもんか。負けるもんか。パッションでアクションだ!
40分ほど歩き、『前門』ってトコの宿に落ち着きました。100元だけど、まぁまぁだな。
翌日、つまり今日だけど、は、バスに乗って承徳へ。
ところで、バスってどこから出るの・・・?
ガイドブックに書いてあるコトは適当で適当で。
結局人攫いにスゲェ細い路地の奥に停まってる車に連行され、乗客が集まるまで待ち、出発。
【バスの出発、正解は『三元橋』の交差点(と言っていいのか?アレは)、京順路を少し北東に行ったところ】
結局、承徳には17時に着いた。ここでも宿を数件断られた。
やれやれ。中国ってのは、他の国と違って旅がしにくいな。
インド(に限らないが・・・)なんて、どんな宿でも泊まれるぞ。確かに、日本人は、外人は泊めない! ってトコあったけど、そんなの極少数派だ。大抵泊めてくれる。
ま、確かに中国には「外国人は☆がついたホテルじゃあなきゃ泊めちゃダメよ」って法律があるが、北の京とかは解除されたんだろ? つーか、そんなトコだけ法律守るなよ。別のトコでも守れよ。
そんな感じで暗くはなりかけていたが、はやる気持ちを抑えられず「似非ポタラ宮」へ。
周囲が暗いからか、遠目だからか、なんかマトモじゃん。
また明日こよー っと。
写真:
上段左は北の京の火車立占(『立占』で一文字、駅という意味)。初めて見た。
上段中は『須弥福寿之廟』といい、似非タシルンポ寺(タシルンポ寺はシガツェにある)らしい。
上段右が『普陀宗乗之廟』といい、コレが似非ポタラ宮。
下段は夜の承徳。因みに承徳は「Cheng2 de2」と読み、会社の人に「承徳行ってくるわ」っつったら「また成都(Cheng2 du1)行くんですか?」って聞かれた。結構似てる。
左は公園。踊ったり、蹴羽したり。スクリーンは大音量で漫才みたいなの流していたけど、その右にあるモスクは迷惑千万だ。
中は川の中央に設置された、夏鳥の島。椰子も自生している。
左が承徳のメイン、『避暑山荘』の入り口の近くの装飾。下品でステキ。19:30 - 21:30の時間限定で点灯。