後述アガスティア 【旅人P】

2008/04/11(金)10:26

心配、安心、でも

イエティ奇譚(121)

午前中、少々の時間を空き時間を使って日ノ本ニュウスの確認。 「産経ニュース」の「福島氏の記者ブログ『時系列:・・・』」を読んだ。 ツェリン=オーセル・ラー のブログの紹介。(『らー』は、チベ語で『~さん』の意) 以下、抜粋させてもらいます。 3月24日・・・ ■ある情報によれば、きょう午後4時半ごろ、カム(四川省甘孜チベット族自治州)炉霍県三区の哦格寺で、200人以上の尼僧らと覚日寺の200人以上のラマ僧、800人以上の農民らが平和デモを行い、「ダライ・ラマ万歳!チベットはチベット族のものだ」などとスローガンを叫び、武装警察による発砲を受けた。覚日寺の僧一人が死亡、10人以上が重傷を負った。チベット族一人が殴り殺されたという情報も。炉霍県の一区、二区、三区、四区,はすべて軍警に包囲され、電話が通じていない。 仕事場、オフィスで、泣くワタクシ。(『ラマ僧』という訳し方が気になったけど) どうしよう? どうしよう? 心配で心配で。でも、何も出来なくて。 悔しくて悔しくて。でも、何も出来ない自分が情けなくて。 お昼前、電話が。中国携帯電話がワンコール切り。 なんでしょ? まぁ会議中だったんで、放置してたら、スグにメールが来た。 『元気? もう、大陸?』 ああ! アイツからだ!! 俺は元気だよ! 今週戻ってきたよ! 『お~ 家族は元気?』 うん! 元気だった! スゴク感謝だよ!! 『気をつけてね! 時間があったら連絡するよ』 うん、また連絡するから!! 政治的にいろんなことが怖くて、こちらから連絡できないでいたんだけど、良かった・・・ 元気そうだった・・・ こちらからは何も聞けないけど、ほんの数行の連絡だったけど、とても、とても・・・ 安堵と嬉しさで、たまらなくなった。 上記ブログによれば軍に包囲されている場所に住んでる、アイツは元気だった(多分)。 でも、殺されている人は大勢いるわけで。 高原は、もう、(勝手にだけど)家族同然に思ってる。 だからこんなに身近で、心が痛い。 でも、世の中には、今日の今でも組織的国家的な虐殺が起こってて。 こんな気持ち、てか、生半可な自分のこんな気持ちなんて比較にならないほど、『悲しみ』『悔しさ』『憎しみ』が溢れてるんだよね。 『出来るだけ多くの人が、長い目で振り返れば「自分はシアワセ」と思える世界』 それは成立させられるのか? その前に悲しみで潰れちゃわないか? 反対に怒りに走る事態になっちゃわないか? 高原との繋がり、高原から世界への目線、悲しみの認識、怒りに走ることへの恐れ。 日々、沢山の『啓示』がある。 自分と戦うこと。 心を鎮めること。 分かっているけど、その先の「無意識でもその状態にあること」は難しいな。 今も、涙が止まらないんだよ。

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