SXDによる撮影に限界を感じ始めていましたので、
写真ようなシステムを組むには、まず赤道儀を、どげんかせんといけん・・・
というわけで、30年近く前の機材、
故障により20年近く押し入れで眠っていた赤道儀を、オーバーホール(修理)のため
入院させていました。
4か月に及ぶ治療の結果、昨日、無事、退院してきました。
退院した機材 posted by
(C)ホシミスト_3013
これまでのSXDの動きは、
コブだらけのスキー場を滑っている、というイメージに思えてきました。
この赤道儀のギアの動きは、氷の上を滑っているようでした。
そして何より、ステッピングモーターは、動いていてもほとんど音が聞こえず、
思わず、せっかく修理してもらったんだけど、モーターが動かない、と、
ショップに電話するところでした
SXDの爆音に慣れてしまっていたせいで、こんなに静かだったけなぁ・・・と
笑ってしまいました。
この赤道儀で一番最初に撮影したのは月ですが、雲の動きが早く
まともに撮影できませんでした。
その次に狙ったのは、M1かに星雲、でした。
こちらもまた雲が多く、コンポジットできる写真は撮れなかったのですが
SXDでは神業に近いほど難しかった150秒のオートガイドが、上手くいっているようです。
M1かに星雲 2014.11/02(IMG_0136) posted by
(C)ホシミスト_3013
Celestron Edge HD800(D203f1422RD)
Astronomik CLS CCD EOS Clip
Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO6400 150秒 ×1コマ
Takahashi EM100 + Celestron NexGuide + Takahashi FC60(D60f500)
(PD4コントローラーを、ST4対応に改造)
Adobe Photoshop Elements でレベル調整
Neat Image でノイズリダクション
2014.10/02自宅庭より
これから小さな銀河などを狙うのが楽しみになってきました・・・
って、自動導入はないので、導入に苦労するかも(笑)