副題:ようやく出来たぞ~~、MT160のオートガイド撮影♪
たとえ晴れても、気象用語的な「晴れ」であって、
確かに星は見える・・・が
スピカでさえぎりぎり肉眼で見える、という空が続き、
悶々とした日々が続いていました。
3/23(木)の夜は、雨が上がり、
久しぶりに、我が家の庭から1等星以外の星もしっかり肉眼で見える、
という透明な空がやってきました。
(木)の夜は、仕事の関係上、原則として撮影を封印していたのですが、
これだけ天候の不調が続いていたら
もう、矢も盾もたまりません・・・撮影しちゃいました(笑)
ただし、惑星を撮影するには、気流の状態はかなり悪い、
との事前情報もありましたので、
長年の問題であった、MT160のオートガイド撮影に挑戦してみることに。
で、うまくいきましたよ~~!
自宅庭から、この低空の銀河が、これくらいに写れば、上出来上出来♪
ただし、スカイフラットを撮影するときに重大なミスを犯してしまいました。
庭に差し込むLED街灯を遮光する布を、柵にかけていたのですが、
いつの間にか風で飛ばされていました。
ライトフレーム撮影中は飛ばされていなかったのかな??
処理してみると、鏡筒開口部に斜めから入り込む迷入光のため、
妙な背景に・・・
結局、2xDrizzle と フラットエイドのお世話になりました・・・
スカイフラット導入以前とあまり変わらない・・・。(*^▽^*)ゞ
MT160は古い機材(かれこれ30年前の望遠鏡)でもあり、
内部のつや消しも非力なのでしょうか??
それに大きな口径の反射望遠鏡は、
開口部近くにカメラの光路もあり、
迷入光の影響を受けやすいようです。
次回からはフードをかぶせる必要がありますね。
M104ソンブレロ銀河 IMG_0011 posted by
(C)ホシミスト_3013
M104ソンブレロ銀河
2017.03/23自宅庭より
Takahashi MT160+RD
Canon EOS Kiss X7i(Ir) ISO1600 45秒×138コマ
Takahashi FC60(D60f500)+Celestron NexGuide
Takahashi EM200 (K-ASTEC AGS-1) オートガイド
DSS(L132 D37 SF45 DF40 B40) KappaSigmaClipping 2xDrizzle
Adobe PSCS2(32Bit処理) NeatImage FlatAide