2024/05/30(木)20:24
✂☆✂☆✂新2年生の皆さんがC級ライセンス試験に挑戦いたしました✂☆✂☆✂
みなさま、こんにちは
今日5月30日は、530(ゴミゼロ)デーです
また、お掃除の日でもあり掃除機の日でもあります
6月に入ると西日本から東日本にかけて梅雨入りしますのでその前にしっかりお掃除をして梅雨に備えたいですね
さて、本日青森愛犬では、新2年生のC級ライセンス試験を実施致しました
どのように試験を行っているのか、気になりますよね
と言う訳で、今日はライセンス試験の様子をお届けいたします
新2年生の生徒さんたちは、ライセンス試験のためいつもより少し早めに登校し、
モデル犬のワンちゃんのシャンプー、ブローを行いました
青森愛犬の実技試験はJKCの競技会と同様のルールで行われます
採点項目は
「作業前の状態」
「道具扱い」
「犬扱い」
「頭部」
「前躯」
「後躯」
「全体の仕上り」
そして、「犬扱い」と「試験マナー」のトータルで採点されます。
それぞれの項目において細かい採点基準がありますので、生徒さん達は日々それを意識して
授業を行っています
シャンプーとドライの工程は、仕上がりを大きく左右します
試験が始まる前からもう勝負はスタートしているのです。
試験は10:00~12:00のキッカリ2時間です。
試験前の犬体チェックが行われ、いよいよ試験が開始します
開始と同時に、みなさん一斉にバリカン作業に入りました。
簡単にスイスイ刈れるように思うかもしれませんが、想像している以上に難しいのです
限られた時間の中で、刈り残しがないように、慎重に作業を進めていきます
試験会場はとても静かで、張り詰めた空気のなか作業の音だけが聞こえます
生徒さんたちの大切なパートナーであるワンちゃんも気持ちを察するかのように
よく頑張っています
バリカンの作業が終わったらいよいよカットです
もちろんカットにも手順があるのですよ
試験に備えた授業の中で、事前にカットの手順を再確認をしました
確認した手順を思い浮かべ、ライセンス試験に挑んでくれたと思います
生徒さんたちは毎日の基本を欠かさず、豊富なモデル犬を通してハサミの持ち方や
スリッカーの使い方を日々学んでいます
2年生になると、1人1日2~3頭のモデル犬を仕上げ
1年生は基本を中心に勉強して、後半になるとシャンプー犬1頭、カット犬1頭を
一人で仕上げるようになっていくのです
毎日の実技をただこなしているようでは基本がおろそかになり、
しだいに我流が出始めて技術は向上していかないものです
人は何か目標を持って頑張った方が必ず成長します
実技試験というのは、みなさんにとってもよい目標となるはずです
終了の合図と共に、生徒達は「ふぅ~」と一息
スタッキングで姿勢よくワンちゃんを審査員に魅せるのも試験の一つです
試験終了後、浅利先生が一人ひとりのチェックをしていき最後は講評です。
・・・というように2年生の生徒さん達は、
2時間の試験に集中して取り組んでおりました
では、その間1年生の生徒さんは何をしていたのかと言いますと、こちら
緊張感漂う試験の様子を見学していました
あらかじめ1年生の生徒さんには、プリントを渡し、課題を出していました。
試験を見学して、気がついたことや、作業にかかった時間などを
ご覧のように記入するように指示をしていました
まだ、トリミングの勉強を始めて日が浅い1年生の生徒さんにとって、
先輩方の作業の様子を見学することはとても勉強になります
もちろん、授業でもいろいろ教えていますが、
教えてもらうだけではなく自分で見て考える・・・これもまた勉強になります
中にはご覧のように、びっしりとメモをしている生徒さんもいました。
中身を見せてもらいましたが、
ブローの状態について書いていたり、
作業にかかった時間を細かく記入したり、
作業の手順を書いたり、
ラインについて自分自身の感じたことを書いたりなど、
しっかり見学していたことがよくわかりました
今回の実技試験は
2年生の生徒さんにとっては、
これから自分が克服していかなければならない課題を見つけることが出来たでしょうし、
1年生の生徒さんにとっては、
これまで学んできたことをふまえて見学し、
先輩方の姿から自分がこれから学んでいかなければならないことが見えたのではないかと思います
次回の実技試験では少しでも成長した姿を見せることが出来るよう、与えられた課題を意識して、これからの授業に取り組んでいきましょうね
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