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テーマ:障害児と生きる日常(4431)
カテゴリ:今日のSHO助
SHO助の通園施設で養護学校見学会が行われた。
国立(国立大学法人)の養護学校は年長さん以外の子の親も 見学できるとのことで、近所だし、見学してみることにした。 募集定員は3名。 お受験?ですかい。(^^;) 県立の養護学校と違って、生徒が少ない割りには先生が多い。 小学部、中学部、高等部合わせて60名で、 先生、関係職員がなんと40名。 目が行き届くので、多動、パニックがある子供には良いかもしれない。 で、校内見学。 6年生3名が並んで座って勉強をしていた。 その前には先生が2人。 子供達のレベルもさまざま。 一人はひらがなは読めるが、意味があるものとは思っていないようだ。 その日は先生と本を読んでいた。 もう一人もそういう感じでひらがなのマッチングをしていた。 そんな中一人、ペラペラ早口で喋る男の子がいた。 日本地図を見ながらペラペラ。 紙に漢字を交えた文書を長々と綴ってあった。 見学者にも話しかけてきた。 「この子?知的に遅れある?」と思ったら 先生が「アスペルガーなんです」。 生徒3名に先生が2人。 子供のレベルに合った指導がされているなと思った。 そして、多動ありの低学年を見学。 (椅子に座れない子はまず着席できることから指導をするらしい) 畳の部屋に入ると、多動の子が2人いた。 一人は寝転がってアンパンマンの音が出るおもちゃでずっと遊んでいる。 見学者を意識しない。 もう一人は動き回り、見学者に触ったり...と動きっぱなし。 そしてたまに「はい、こっちきてー」と先生が声かけをしていた。 ちゃぶ台が置いてあった。 椅子を出すのはその後の段階? 着席が可能な低学年は教室で型はめをしたり、カード遊びをしていた。 感じたのは、その子その子に合った療育がされているということ。 先生が沢山いるということ。 見た感じ悪くはない。 ただ、低学年の子は身辺自立ができていない子ばかりだった。 靴が履けない。ということは着替えも? 排泄はオムツは外れていなくて、時間で促しということだった。 で、着席ができない。 うーん、SHO助は身辺自立はほとんど問題なくなってきているので、 ちょっと物足りない気がするが、その子に合った課題を してもらえるのなら問題ないのかなー。 あと、やっぱり勉強が少ないですね。 時間割を見ると1日50分がだった。 課題授業なのでその子に合った指導だから、 勉強とは限らないが... やっぱり、地元の小学校の特殊学級かしら。 ただ、高等部になると軽度の子が多く(ADHD、高機能自閉症)、 通学も電車を使って来る子もいるとか... 就職させることに力を入れているので、県立の養護学校よりも 就職率が高いとのこと。 そりゃあ、人数も少ないものね。 だから、SHO助は中等部、高等部で入れたいところだが、 これが倍率が高いそうである。 地元の小学校の特殊学級にいた子がどっと受験するからだそうで... 小等部はなぜか受験者が少ないみたい。 それでも3名の枠だからねー。 どういう人が受かるのか聞いたら(苦笑)、 養護学校から近い人が有利みたい。 あと疑問。 説明会で知的遅れのある子を入れると言ったのに、 どうしてアスペルガーの子がいるのかと聞いた。 「知的遅れはあります。できることとできないことの差が あるのです。そのできないところを児童相談所に見てもらい 療育手帳をもらいました。結構大変だったようです」とのこと。 で、続いて先生が苦笑しながら 「あまり、できるできると言わないことです」だって。(笑) 親としてはさー、子供を高く評価しちゃうよねー。 これもあれもできるわよっみたいに言っちゃうと、 得点があがり療育手帳がもらえないらしい。 今発達障害児が増えてきて、児童相談所としては できるだけ療育手帳を出したくないらしい。 こういう理由、知的だけで見るのはどうかなとは 思うけど、今のSHO助は絶対療育手帳もらえるから 問題ない(?)けどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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