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2009.10.01
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カテゴリ:読書
[読書の秋] ブログ村キーワード

 

ディアス・ファーストキス

ディアス『ファーストキス



東京、快晴!
10月のスタート!

本格的な秋の到来です。

スポーツ、旅行、読書、美術館、登山へと、
楽しい計画が、目白押しですね。

9月の不安定な気候を経て、
ようやく、安定を得られるこの季節。
嬉しいですね。

読書の秋だというのに、
しおりが挟まったままの本が積読状態。

時間の合間を見ながら、
今、手にしているのは、
塩野七生さんの、
「ルネサンスとは、何であったのか」

塩野さん独特の、
世界歴史の怜悧で斬新な切り口が、
興味深い一冊です。

20年近く前に、初めて、全15巻に渡る、
「ローマ人の物語」を手にしました。

「こんな凄い女性の小説家がいるのだわ。」
と、カルチャーショックを受けました。

塩野さんは、今でこそ、
日本の文化勲章を授与されておられますが、
長い執筆活動の道程では、
歴史関係者から異端視され、
冷遇の憂き目にも、遭われたそうです。

「ローマ人の物語」は、
ローマ帝国の栄国と滅亡を基軸に、
初めてヨーロッパ世界というものを、
年号の暗記ではなく、
小説ならではの醍醐味と可能性で、
いきいきとした、血の通う人間描写で、
私に、世界歴史の面白さを教えてくれた作品でした。

又、全15巻を、
読み直す気力も無かったところで、
偶然立ち寄った書店に陳列されていたのが、
「ルネサンスとは、何であったのか」
という、対談集でした。

やはり、塩野さんらしく、
既成にしばられない、斬新なルネサンスの捉え方、
世界観が、事細かく語られていて、
私の秋の読み物になっています。

暗記ばかりの世界歴史が、
大嫌いだった私。

日本の地名を覚えるだけで精一杯で、
いつも赤点に怯えていた私。

今でも、歴史の先生の顔が誰一つ
浮かんでこない私。

塩野さんは、めでたく、
私と世界歴史に「ファーストキス」を
させてくれたというわけです。




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Last updated  2009.10.01 15:36:14
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