1331208 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2008.02.03
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
雪が降る・・・。
電車が遅れるかもしれない、と早めに家を出たが、あまりに急いだら、駅の雑踏を通り過ぎたとき首にマフラーがなかった(涙)。
出だしから意気消沈。


指揮 : ワレリー・ゲルギエフ
演出 : エフゲニー・ソコヴニン
2001年版演出 : イルキン・ガビトフ
音楽監修(2007年) : ワレリー・ゲルギエフ
「ポロヴェッツ人の踊り」 振付 : ミハイル・フォーキン
装置・衣裳 : ニーナ・ティホーノワ/ニコライ・メルニコフ
装置復元 : ヴャチェスラフ・オクネフ
照明 : ウラジーミル・ルカセヴィチ
首席合唱指揮 : アンドレイ・ペトレンコ
楽曲指導 : イリーナ・ソボレワ


イーゴリ公 (プチーヴリの公) : アレクサンドル・モロゾフ(??)
ヤロスラーヴナ (その妻) : エカテリーナ・シマノーヴィチ
ウラジーミル (彼らの息子) : セルゲイ・セミーシクル
ガリツキー公 (ヤロスラーヴナの兄) : ワディム・クラーヴェツ
コンチャーク汗 (ポロヴェッツ人の長) : セルゲイ・アレクサーシキン
コンチャコーヴナ (その娘) : ズラータ・ブルイチェワ
オヴルール (キリスト教徒のポロヴェッツ人) : ワシーリー・ゴルシコーフ
スクーラ (クドーク弾き) : グリゴリー・カラショーフ
エローシュカ (クドーク弾き) : アンドレイ・ポポーフ
ヤロスラーヴナの乳母 : エレーナ・ソンメル
ポロヴェッツ人の娘 : タチアーナ・パヴロフスカヤ
【ポロヴェッツ人の踊り】
:ポリーナ・ラッサーディナ
:イスロム・バイムラードフ
:エレーナ・バジェノワ
:ゲンナジー・ニコラーエフ


開演前にアナウンスが入る。
「イーゴリ公を歌うはずだったムルツァーエフが体調不良のため交代」と。
評判良かっただけに残念。
3日連続でイーゴリ公をやるっていうのも、すごい予定だったけど。

よくあることだけど、さすがに客席がざわめく。
タイトルロールだからなぁ。

代役は控え目で、主役にしては声が響かない。一昨日はガリッキー公だった人か?
ちょっとテンションが下がった。

楽しみにしていたコンチャーク汗のアレクサーシキンも、期待していたほどには
冴えがないような気がする。

この演目を見た女性の知人が皆「コンチャーク汗ってイーゴリ公にLOVEだったのね♪」と言っていたので「?」と思っていたが、あの字幕の雰囲気ではそういう感じに受け取られかねない、確かに。

声に一番感動したのは、ヤロスラーヴナのエカテリーナ・シマノーヴィチ。
カーテンコールでも一段と声援が多かった。

レニングラード国立で「イーゴリ公」を見てあまり時間が立ってないが、(レニングラードはお得感のある公演だったけれども、)ゲルギエフの音づくりの違いを実感した。オケの生み出す音そのものにドラマがある。

そんなふうに感じたことはあまりなかったので、同じ演目を続けて見ることにも意義はあるのかもしれない。

それにしても、【ポロヴェッツ人の踊り】にバイムラードフが出るとわかっていたら3階後ろの席にはしなかっただろうに。そういう人、多いんじゃ?

会場で出会ったnaomiさんによると、この【ポロヴェッツ人の踊り】の中央で踊ってた女性2人はマリインスキー・バレエのワシントン公演の直後に日本に来てるとか。
すごいハードワーク。
一旦帰国するということなしに海外公演なんて大変そう。
ありがたみが増した。

ウワサのゲルギエフ版。
シーンの順番入れ替えやカットがあって、次に何が来るかわからなくなった。
モンゴルとロシアで同時並行的にストーリーは進行している話だから、その順が
多少入れ替わってもかまわないんだけど、突然捕虜になっていたり、妻の兄のお勝手ぶりのシーンが長かったり、最後が拍子ぬけする終わり方だったりするので、違和感がある。

何より【ポロヴェッツ人の踊り】が前半で終わってしまうので、(はっきり言ってこれが演出的にも音楽的にも大きな山場なので、)後半がダレる。

どっちにしても、もともとストーリーとしては次の戦いで勝ったか負けたかまでを追っていないので、「だから結局どうなったの?!」的なもどかしさは残る。であれば、そんなにいじる必要はあったのかと、面倒くさがりやの私なんかは思ったりする。

それって日本人的な考えなのかもしれないけど。
史実がネタのオペラの場合、込められた意味に対して、欧米では違った反応があり得るのかも。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.02.04 00:54:04
コメント(0) | コメントを書く


PR

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Category


© Rakuten Group, Inc.
X