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ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

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2008.03.25
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ここのところへばっていて、新国立の「アイーダ」にも行けなかったので、ちょっと悔しかったりして、未視聴の映像を探した。
掘ればあるものだ。
(節操無く録画しっぱなしだとも言われている。)


アイーダ:ノルマ・ファンティーニ
ラダメス:マルコ・ベルティ
アムネリス:イルディコ・コムローシ
アムナスロ :マーク・ドス
ランフィス:オルリン・アナスタソフ
エジプト王 : ギド・イェンチェンス
尼僧長:ミケーラ・レモール
使者:アンドレ・グレゴワール

立モネ劇場管弦楽団&合唱団
大野和士(指揮)

演出・美術・照明:ロバート・ウィルソン
収録:2004年10月15日、ベルギー王立モネ劇場


NHK衛星第二放送の録画。
おぉ、4年前だというのに、今回の新国立の主役と同じ組み合わせ。

以前観たファンティーニは熱演だったと思うけど、外見にこれといった特徴がないので(そんなはずないけど)、印象は薄かった。

マルコ・ベルティもどこかで観た気がするが・・・。

このDVDでもファンティーニの歌唱は熱唱だったと思うけど、なんか求心力の少ないアイーダだった。(絶対、地味な容貌のせいだと思う。)

ベルティは思ったよりイイ。
張りのある高音がちゃんと出る。
だけど中音域で、ちょっとクセがあってそこが好きじゃない。
逆の印象を持つテノールが多いので、そういう意味では貴重かもしれない。

今回の新国立はこの主役2人を絶賛する人が多いので、注目して見つめてしまう。

アムネリスのイルディコ・コムローシ、アムナスロのマーク・ドスもいい声で、この4人のバランスは悪くない。

というかアムネリスがキャラとして贔屓なので、コムローシは役に合っていて気持ちがいい。

惜しむらくは(と言おうか、かなり不満足の大方を占める要因なんだけど)、演出がさっぱりイケナイ。

誰もが右ひじを張って肩と同じ高さに上げ、左腕を後ろに振り下げたまま、すり足でゆっくり動くこの演出は奇妙なことこの上ない。

歌手は無表情だし、ぎくしゃくした動きをするかと思えば、歌舞伎の見得のように突然「はっ!」と動いたりする。

この世界観はなんだろう。
少なくとも設定年代・国は不詳だ。

正直、新国立に行けなかった悔しさがなければ、途中で放り出していたかもしれない。

歌手が歌いにくそうだったのが気の毒だった。





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Last updated  2008.03.26 01:18:37
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