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ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

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2008.03.28
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オペラ発のミュージカルというのに興味を持って出かけた。
2階一番後ろの席でも舞台がよく見えて、席を選ばなくてもそれなりに見えるというのがこの新しい劇場のいいところ。


[演出]宮本亜門
[出演]アーメイ / 岸谷五朗 / 早乙女太一 / 安倍なつみ / 北村有起哉 / 小林勝也 / 中村獅童 他
[音楽]久石譲
[衣裳]ワダエミ


ストーリーはほとんど同じかと思ったが・・・最初10分を過ぎたあたりから全然違ってきた。トゥーランドットは女帝の地位に付いているし、ティムールはカラフの召使い。何よりワンという将軍が女帝を操っている、という設定が大きく原オペラと異なる。

カラフは3つの謎を解くのに捕えられてしまって→脱走→新3つの謎に再チャレンジということになる。

衣裳は豪華だが、音楽とセリフが陳腐で、ミュージカルの「アイーダ」のように、ミュージカル化したからこその聴きどころや見どころはあまりなかった。

キャラクターだけを「トゥーランドット」から借りて、古代中国を舞台にして愛のドラマを作りました、というところ。でも、トゥーランドットは冷たい氷の心を持っているようには見えなかったので、本当に設定のみの拝借かな。

まあ、ここまでは想像したとおりだったのだが、これで出演者が魅力的だともっと感想は違ったものになったかも。

そもそもタイトルロールのトゥーランドットに、なぜ台湾出身の歌手がキャスティングされているのかわからない。もともと予定していたケリー・チャンの代わりがアーメイなので、あくまで中国人にこだわったということなのだろうけど、日本語がたどたどしくて感情移入できない。
歌よりセリフが多い作品なので、余計気になった。

主役はきっと(?)トゥーランドットとカラフ・・・だと思うけど、地味な岸谷五朗よりワン将軍の中村獅童が目立つ。

だけど、惜しむらくは彼は声がよくない。歌舞伎のときはそうも思わなかったけど、大劇場ではマイクを通しても声が割れてる。いわゆる‘通る’声ではないので、聞いているだけでつらかった。

やっぱり作品を具現化するのは役者なので、何を観に行くかはそれを重点にしなくちゃと反省した。





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Last updated  2008.03.29 12:48:27
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