カテゴリ:09コンサートな日
祝!!
3月からずっと続いていた深夜残業(休みの日には休日出勤も・・・)が今日で終了(のはず)。 来週は最後の予算折衝(このご時世だから、新年度が始まってもまだ予算と事業計画を策定し直してる)で、それが決着すれば、ようやく自分のペースが取り戻せる(はず)。 この間ヘロヘロだったので、いろいろな手続きや支払いや、お付き合いなどがモレたり遅れたりして、大変なことになっている。 姪っ子の中学入学祝いもまだ。。。 やっとコンサートに平常心で行けるわ。 ************************************************************** J.S.バッハ:マタイ受難曲(メンデルスゾーン上演稿による)BWV244 鈴木雅明(Cond) レイチェル・ニコルズ(Sop) 加納悦子(Alt) ゲルト・テュルク(Ten/エヴァンゲリスト) ドミニク・ヴェルナー(Bas/イエス) バッハ・コレギウム・ジャパン チケットを取ったのは、聖金曜日だから「マタイ」を聴きたい、という単純な発想だった。 メンデルスゾーン上演稿だなんて知らなかった。 ・・・だから終演時間が早かったのね。 メンデルスゾーンは、楽曲を約1/3ばかりカットし、オーケストレーションや音の変更・楽器の変更もあちこちに。 聴衆に「あれ?」という思いをさせないために、開演前に鈴木雅明さんがマイク片手に出てきて、これがメンデルスゾーンの手が入っていること、なかでも「かなり短縮されている」ことを強調された。 私のようなぼーっとした聴衆がいて、途中でザワつくかもしれないからか。 聴いてみて、やっぱり‘変わってるな’という感じがする。 でも、これはこれでいいかも。 そもそも、私はカットされている「○番の曲はどうなったの?!」というほど熟知してないのだ。 超有名な「憐れみたまえ」が始まって、このバージョンでは、アルトのこの曲がソプラノによって歌われることを、へえ~と思って聴いたくらい。 (でもこのアリアは、高音で歌われると気高さが増し、ここはなかなかようございました。) BCJの演奏はいつにも増して気迫を感じたが、音や楽器が変わっているところは、単に私が聴き慣れないだけなのか、そうは言ってもBCJのオケですらもたついたのかは、ちょっと判別不可能。 歌手はエヴァンゲリストが朗々として、すごくよかった。 長時間労働の終わりの(予定の)日とは言え、睡眠不足でふらふらだったので、短縮版は個人的には受容度高い。 終曲も大好き。 ふんふん♪と口ずさみながらオペラシティを出た。 「安らかに眠りたまえ」。。。 (自分に言ってるような気持ち。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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