カテゴリ:09オペラな日
とっても楽しみにしていた。
でも、東響「ブロウチェク氏・・・」と重なっていて、どうやってダブルヘッダーするか、家を出るときにも決心はつかないままオペラシティへ向かうことに。 リナルド:ティム・ミード(カウンターテナー) アルミレーナ:森 麻季(ソプラノ) アルミーダ:レイチェル・ニコルズ(ソプラノ) アルガンテ:萩原 潤(バリトン) ゴッフレード:クリストファー・ラウリー(カウンターテナー) エウスタチオ:ダミアン・ギヨン(カウンターテナー) マーゴ・クリスティアーノ:上杉清仁(カウンターテナー) シレーナ1:松井亜希(ソプラノ) シレーナ2:澤江衣里(ソプラノ) アラルド:中嶋克彦(テノール) 指揮:鈴木雅明 管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン (1711年版/全3幕/イタリア語上演・日本語字幕付) 予習したCDより断然いい。 それはきっと歌手陣の充実が大きいと思う。 カウンターテナーは豪勢にも4人。 ただ・・・私は3階L側だったので、この4人の歌うところはほとんど見えない。 リナルドとゴッフレードとその弟と魔法使いの4人の区別があんまりはっきりしなかった(笑)。 4人とも同じ側(味方)だし。 あの有名なアリア「私を泣かせてください」(字幕では「泣くがままにさせてください」だった)を歌うアルミレーナには森 麻季さん。珍しく上演途中で拍手が沸く。 聴衆は皆さん、お待ちかねだったのだろう。 でも一番期待していたのは、劇的なアリアがいくつもあるアルミーダ役。 なにせ魔女アルミーダは火を吹く2頭の龍がひく車で現れるのだ。 太鼓をたたき鳴らして、すごい爆音とともに登場となる。 ちょっとヤワな歌手では困るのだ。 レイチェル・ニコルズは強靭な歌唱で、見事だった。 彼女なら、多分期待は裏切らないと思ってはいたものの、そのとおりの結果となってうれしい。 演奏時間は延び気味で、本当は第2幕まで聴ければ→サントリーホールの「ブロウチェク氏」に間に合うと思っていたが、どうやら第1幕終了でその決心を迫られることになった。事実、帰る人を見かけたが、「泣かせてください」も聴きたいし、アルミーダとアルガンテの痴話げんか(?)のような第2幕最後のシーンも結構面白いので、なんとしても第2幕まで聴きたかった。 それで、サントリーホールへは、後半だけ間に合えば良しとすることにした。 会場であった知人は、「リナルド」を全部聴いてからタクシーで高速を飛ばしてサントリーホールへ行くと言っていたが、それもリスキーだとその時には思ったのだった。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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おお~、やっぱり、オペラシティ→サントリーを梯子された方はいたのですね。
私は、3F R1列で、最後まで「リナルド」を聴いていました。 (2009.12.08 01:06:31)
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