2010/05/16(日)14:16
TV放映 「チャーリーとチョコレート工場」を見ました
いや、ちゃんと上映館でも見ているんですが、先般「アリス・・・」を見たときにティム・バートン色ってこの程度だったかな、と思ったものでTV放映を機に今一度見てみたのでした。
実を言うと、仕事で疲れきってて(体力だけじゃなく精神的に)、本当に疲れると劇場やコンサートホールへ行く気が失せるんです。家の中にいるの、好きな方ではないんですけど、今年度になって週末は家でうだうだするようになってきました。で、今日もなんとなくTVを見てた、というのが実態に近い。
理由はわかっているんですが、いけない傾向ですよねえ。。。
ところで、この「チャーリー・・・」を見たら、映画館で見たときより面白かった。
気合いを入れて臨まない、くらいでちょうどいいスタンスなのかも。
色合いの鮮やかさはデジタルで見て映えるし、何しろジョニー・デップの「毒」がいい。
そして、アメリカ・ディズニー社らしく、ちゃんと道徳的家族愛のオチがある。
私はウォンカの父が周囲に民家がなくなった土地に相変わらず住んでいて、部屋の壁には息子の成功を取り上げた新聞記事切り抜きが貼ってあるシーンで、前回と同様やっぱり涙ぐみました。
予定調和的ですが、こういうの弱いんです。
で、「アリス・・・」がなんでつまらなかったか、ちょっとわかった気がしました。
ジョニー・デに「毒」がないと、メリハリがつかないんです!
最後も「それで終わり?」という感じだったし。
お得意の人間愛・家族愛的なところにオチないので、中途半端な気がしちゃったんですね。
まあ、3Dを試せたからいいんですけど。
その3D効果もそれほどではなかったかと。
気分はあまり浮上してはないので、今度はやっぱり「のだめ」を見にいこうかな。