カテゴリ:10芝居な日
勢いで取ってしまったチケット。
井上ひさしへの哀悼の気持ちもありましたし、正直なところ、キャストの豪華さも影響しました。 ![]() 作:井上ひさし 演出:栗山民也 五郎蔵:藤原竜也 及川孝之進:北村有起哉 円八:大鷹明良 久次:松田洋治 陳青年:朴 勝哲 とら/おみつ:熊谷真実 おせん:内田 慈 河北新七:吉田鋼太郎 井上ひさし若書きの脚本だけあって、あんまり下世話じゃない(笑)。 あのごちゃごちゃ感も悪くはなかったのに、ちょっと説教くさいというか、人間の善性をはっきり志向していて、ご家族で観に行きましょう、という感じ。 それでも、長時間(18時上演開始で22時終演)の上演なのに、一瞬たりとも飽きない。 それは、今回は脚本のせいではなく、演出家と役者のおかげだと思います。 とてもテンポがいい。 役者は皆達者なんですが、中でも藤原竜也がすごく上手くなっててびっくり。 ちょい老け役だったというのもあるけど、最初出てきたときは、その声を聞いても誰だかわかりませんでした。声の出し方からして以前と変わりました。 「脇がいい役者で固められている」とよく言いますが、今回の藤原竜也は‘その上手い脇’全体を引っ張っていたと思います。 13時からの昼の部のあと、1時間の休憩で、この長い芝居の夜の部を始める出演者の皆さんに驚愕しましたが、かつすごいハイテンションだったので、その熱気の方にあてられた気がしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.25 22:40:56
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