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カテゴリ:剣道
月曜日に今回の審査で六段審査に失敗した某氏が、私の話を聞きに来たので、私の考える合格の秘訣を話した。 偉そうに話せた実力ではないけれど、私にも経験があるが、不合格が続くと藁にでもすがりたくなる物だ。 私も、六段、七段に合格するまで、試行錯誤したし、七段に合格する前から、月刊誌に連続掲載されている「審査員の目」という特集を読んでいるから、まんざら間違いでもないと思う。 私流の秘訣と考えて欲しい。 審査は就職面接のようなもの、道着、防具は新しいものでなくてもいいからきちんとしたものを着装するほうがいい。色あせた道着はご法度。ただ、買ったばかりのパリパリしたものも良くない。 買ったばかりなら一度、水を通しておいたほうがいい。 面紐の長さは規定以内、結び目は縦結びになっていないように。 胴紐は、審査中に解けないように水に濡らしておくと良い。 小手は、審査のちょっと前から手にはめて馴染ませておいたほうが良い。 審査前の稽古は、なかなか難しい。ストレッチをしっかりしておくと、稽古の代わりになる。 審査になると緊張で喉が渇くものだ。2時間くらい前に、スポーツ飲料水を飲んでおくと、かなり違う。 蹲踞の前の礼からきちんと相手を意識して行うこと。いつ相手が跳びか勝て来ても対処できる気持ちが大切。 蹲踞は、相手と合わせること。 座るときは、湖底に沈むように、立ち上がるときは、煙が立ち昇るように。 蹲踞のときは、お尻を踵につけないように、つまり、座り込んでしまわないようにしたほうが良い。 立会いの間は、決して下がらないこと、そして避けないこと。 避けなければならない場合は、技前で前に出ながら捌くと良い。 とにかく、自分の体から遠いところで避けるほうが良い。 万歳して避けたり、竹刀を抱え込んで避けるのは未熟さを審査員に見せ付けているようなものだ。 声は、腹の底から出すこと。 また、初太刀を大切にすること。 面技にこだわらないこと、小手でも胴でも、審査員は認めてくれる。 だけど、少なくとも立会いの間に一本は面技が入ることが望ましい。 構えは完璧であること。 常日頃から、正しい構えを剣道誌を参考にしながら身に染み込ませておくこと。 持田十段は、「技とは構えです。」と言っている。 審査員は、たぶん、構えが悪い者はその段階で不合格にしていると思う。 体の各部の力の入れ具合が理想的だと、構えも良くなると思う。 打突は、スカを食らうと、合格は難しい。 打突は、打つのではなく打ち切ること。 野球で言う一塁打、二塁打の打ちは一本に認められないと思ったほうがいい。 あくまでもホームランの打ちが必要だ。 「攻め、打突、残心」で1セット。どれが欠けても、審査員は認めてくれない。 攻めて、相手を出させて、出ようとする瞬間を打つと審査員には好印象を与える。 相手に出さされたように見せかけ、相手が打ってくる瞬間を打つなど、お互いの打ちの刹那の駆け引きが大切。 残心は、きちんとすること。 片手で胴を抜いたり、小手を打ったあと、剣先が後ろを向いているのは、あまり良くない。 面を打った後、竹刀の先端を後ろに向けて万歳するのは、後の全てが良くても、不合格になるような気がする。 竹刀の先端は前方45度の面が理想的。 連続技より、一本技のほうがいい。 小手面技も、小手を打って、面に隙ができたから面を打つという感じがいい。 小手を渡っての面は、認められにくいということ。 立会いが終わっても、気を抜かないこと。 最後の礼をするまで、相手を意識して、開始と同じように相手がいつ飛び掛ってきても大丈夫な気持ちでいること。 こんな事を書くと、「そんなことできるかーーー」と言う人もいるかもしれないが、それだからこそ、六段の合格率が十数パーセント、七段の合格率が8%ほどなのだ。 稽古を怠らず、継続して、量と質が十分で、研究熱心ならば、これらの事は、容易に出来る事ではないかと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年05月19日 22時55分04秒
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