カテゴリ:奈良
三条通の二つの物件に動きが出ています。 上三条町の「旧りそな銀行新奈良営業部」の建物が、解体作業にかかっているようです。もとの「協和銀行奈良支店」でしたが、協和埼玉銀行>あさひ銀行を経て、りそな銀行奈良支店となり、奈良銀行(旧三栄相互銀行)との合併によって「りそな銀行新奈良営業部」となりましたが、JR奈良駅前への移転により空きビルとなっていました。下が、営業中の「りそな新奈良営業部」時代の写真です。 りそな銀行関係では、三条通にもう一件、旧奈良銀行の本店の敷地もあります。
こちらは、あらかたの建物は解体済みですが、会議室など一部が残っています。(民家のようなのはオーナーだった野村家の建物なのでしょうか?) こちらの写真は少し前のものですが、現在、地質調査のためのボーリング装置が持ち込まれています。 どちらも、この春までりそな銀行の所有のままでしたが、2月ごろまでに入札が行われ3月末までには売却の手続きが済んだようです。やはり国の公的資金が入っているのを返却する資金の一部にということだったのでしょうか。 売却先ですが、旧協和の方については、奥で隣接する「浄教寺」さんが購入したようです。街路事業が進行するなかで、お寺の駐車場などとして使っている敷地を市に売却することになって、その代替として使用するために購入されたようです。もちろん駐車場だけでなしに信徒会館のような建物も設置されるのではないかと思われます。(一時は、三条通に面して墓地ができるのではと心配もされました。) 一方、旧奈良銀行本店敷地の方は、最終的にダイワハウス関係の会社が購入したようです。マンションということになる可能性が高そうですが、地質調査が終わらないと具体的な計画は出てこないと思われます。こちらも友楽あと同様に、商店街の大事なポイントとなる場所ですから、その利用計画如何によっては、地元からの意見がいろいろとあがることは必至と思われます。
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Last updated
2011.05.08 22:24:30
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