ABECCO-NARARA

2011/07/19(火)23:25

奈良町ラビリンス、残り二つですね。

「ならまち」を考える(29)

ということは、片方が判ればおしまいです。なので今回で、一挙ネタあかしをします。抜け路地2は、三条通りの専念寺とNTTのビルの間の路地、 これの出口は、抜け路地03でやすらぎの道・率川神社南側の路地となります。 ただし、こちらの他に北向町の常徳寺の横に出る道もあります。※この辺は、三条通りの現状ともあわせてあらためて詳しく取上げるつもりです。 さてもう一組は、「奈良町」を案内する時におぼえているととても便利な路地です。 元興寺極楽坊を過ぎて、鵲町(かささぎ)を東へ曲がるとこの公納堂町(くのど)の景色。左側には吉野葛の「天極堂」さんが経営する「一福茶屋」、そして「ならまち工房」(実はここもちょっとした「抜け道」ですが)、さらに人気抜群の町家カフェ「カナカナ」などがならんでいます。   そしてさらに東へすすむと、左手に菩提町のならまち大通りへぬける道がありますが、反対側に見えるのがこれ、興善寺の駐車場です。よく見ると、角のところにカフェの案内看板が出ていますね。    上の写真、右奥に見えている興善寺の山門に行き当たって、東を向いたところが、抜け路地05の写真です。それを角度を少し変えて、よく見通せるようにしたのが、次の写真。   突き当たりは、奈良での「手打ち蕎麦」のお店としてかなり早くに有名になった「玄」の入り口。後ろには、今西家書院の向うに清酒「春鹿」の酒蔵などが見えます。左手の自転車の置いてある先あたりが、角に案内のあった雑貨&カフェ「チャポロ」さんのお店です。実はこの先、突き当たりをまた右に曲がる道があります。それがこちら。ちゃんと抜けられます。    途中には、カレーとコーヒーの「香炉里」(こるり)さんのお店もある。写真の突き当たりが「チャポロ」さんで、右手が「玄」になります。   そしてこの路地を抜けたところが、抜け路地6の写真ですね。違う角度からみるとこんな感じ。電気店の先、興善寺の南門へ入る通路をはさんで、十輪院さんの塀が続いています。   十輪院のあたりからふり返ると、こんな感じ。右手の角にもなにやらお店の案内が出ています。   角を曲がって、さっきの路地の続きにあたる「紀寺中通町」も覗いてみましょうか。途中からはそこそこ道幅があるようです。突き当たりは紀寺草小路町ですね。   こちらの通りにも、こんな雑貨のお店があったりします。   で、知る人ぞ知る人気のお店が、こちらの「よつばカフェ」さん。    先の十輪院の通りに戻れば、その門前にも、こんな町家フレンチのお店があったりします。「めしあがれ ボナペティ」さん。 さて、公納堂町から、法徳寺、十輪院、興善寺と、三軒のお寺が並んだ十輪院町に抜ける今回の路地、おぼえておくと絶対にお得です。周辺には結構イイお店もあるし、なによりも、二つの通りをワープできるのが便利です。御霊神社から十輪院などを見て、カナカナや今西家へ行きたいという時に、いちいち毘沙門町・鵲町へ戻ったり、天理街道へ抜けたりしなくとも、平行移動ができますから、お客さん連れて奈良町を案内する際には絶対におぼえておくべきですね。  

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