カテゴリ:奈良
榛原に「高山右近の碑」があります。先の旧「伊那佐郵便局」へ立ち寄ったのは、実は、高山右近の碑へ行った途でした。但し以下の写真は、その時ではなくて今年の1月のものです。
宇陀市の榛原のうちでも旧伊那佐村の澤、大貝というあたりに、「高山右近の碑」と右近親子の城「沢城跡」があります。 昨年12月、NHKの「歴史秘話ヒストリア」の放送の中で「高山右近がキリスト教の洗礼を受けた城」として、大和宇陀の沢城が紹介されました。 その時までは、キリシタン大名と奈良との関わりなど思いも寄らないことでしたので、早速、現地を確認に赴いたのでした。
先の「右近の碑」から、少し南へ行くと「沢城跡」「沢」を示す矢印があって東へ進む道を示しています。その先にあったのが上の写真と、下のような表示板です。 つまり、沢城というのは「宇陀三将」の一人、沢氏の城なのですね。三将とは、沢氏の他、秋山氏(秋山城、のちの大宇陀松山城)、芳野氏(菟田野東郷、下芳野の芳野城)を指し、伊勢国司北畠氏のもとで宇陀を分割支配していたという。
居館「下城」跡よりのぞむ、沢城跡の方向です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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