こっちも「屋根」ですが>JR奈良駅東口階段
JR奈良駅の東口です。 新しく、階段とエスカレーターの部分に屋根がつきました。以前(昨年10月ごろ)はこんな感じで、完全な雨ざらしでした。 鉄骨が剥き出しですけど、横方向から見た時にあまり目立たないように思えます。そして内側から見るとこんな感じですが、来年3月ごろまでに手前(南)側の階段にも伸ばすようです。 階段部分の屋根4枚が、すべて水平なので、スリットから外部がよく見えます。エスカレーター部分は、完全に覆うようになっていますが、階段部分はオープンな感じ。下から見るとこんな風です。 鉄骨に抵抗があるかも知れませんが、高架駅舎の水平方向のラインに逆らわないような「目立たせない」デザインには、わたしは好感を持ってみています。 少なくとも、こういう無理矢理なデザインよりはよほどマシ。このアーチ形のガラス屋根だと、夏場は温室みたいになって、噴水の蒸気とともに熱中症になるんじゃないか。行基広場には、水平方向の風の通り道がないし。 この合成写真だと、熱気や湿気は抜けるじゃないのという意見もあったので、ちゃんとした平面図も載せます。これで見ると、ビルや壁面との間隔は30cm程度にしか見えません。「ピロティ」は近鉄ビルの建物が張り出してきていますし、商店街のアーケードともかなりくっついています。