インキュベーションマネージャー(IM)安部博文、経営者支援のヨロコビ・オドロキ・感動の日々

2016/02/06(土)23:25

今日の言葉 2024 空谷の跫音(くうこくのきょうおん)

■空谷の跫音 意味:とても珍しいことの喩え。 類語・関連語:空谷の足音。 解説:元は荘子。空谷に聞こえる人の足音。転じて寂しく暮らしているときに思いがけない人が訪れること。嬉しい表現なのだけれども,やっぱり何か寂しさが色濃く漂ってくる。空谷は人がいない寂しい谷。空は穴+工の形声文字。音符の工は,のみなどの工具で貫くの意。貫いた穴,むなしいの意。転じてskyの意。谷は上の部分の文字(左右に迫る谷の象形)+口の形声文字。音符の口(コウ,コク)は,たにの口の意。跫音は足音。跫は上の部分の文字+足の形声文字。人の歩く音の意。音は言の口を日にした指事文字。管弦楽器や草木などから発するsoundの意。 出典 日向一雅監修 『「ことわざ」新辞典』 2010,高橋書店。 故事・ことわざ研究会編 『四字熟語辞典』 2005,ナツメ社。 SIIの電子辞書「SR-G8100」: 広辞苑第六版,新漢語林。ウィキペディア。

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