2008/03/20(木)21:27
ねんきん特別便の相談を行って
先日のブログで“汗ばむほどの陽気”と書いたのに、昨日きょうと“凍えるような”冷たい雨が降り続いていて、また少し寒さがぶり返した感じだ。
ところで今日は祝日なのだが、午後からお客さんのところへ伺って就業規則の説明をすることに・・・。
祝日であっても、出勤日になっている会社は意外と多い。
だからこうした日に仕事が入ったとしても別に気にならないし、それが当たり前のことととして済ませればいいことである。
それに、全てのお客さんが今日も仕事をしているわけではないので、問い合わせなどもほとんどない状態で仕事に集中できることはありがたいことだ。
今日は、午後からの説明会の準備に、午前中集中して時間をかけることがができた。
結果として想定どおりの説明ができたと思っているのだが、まあそれはお客さんが判断すべきことなので、少しでもためになったと思っていただければ幸いである。
ただ説明の最後に、「わかりやすくできていますね」と言っていただいたのにはホッとした思いであった。
ところで、先日紹介したとおり、昨日「ねんきん特別便」に関する自治体での年金相談に行ってきた。
内容はあまり詳しくは書けないが、思った以上に多くに方が相談に見えた。
社会保険事務所の方も見えて、端末操作をして突合作業をしてくれたので、ひとりあたりの相談もそれほど時間はかからないで、テキパキと行うことができた。
以前社労士会の支部として年金相談を行ったが、やはりすぐに情報を引き出せる装置が手元にあるのとないのでは、全然効率が違う。
前回は相談者から相談内容を聞いて、持参した年金手帳をコピーし、委任状をもらい、後日記録が届くように手配するというだけだったので、相談に来た人にとっては、これだったら社会保険事務所に行った方が早いと思ったに違いない。
しかし今回は、持参した特別便の記録と本人の記憶とをたどって、その記憶が記録としてあり突合可能なのかが瞬時にわかるので、一気に解決してしまうのである。
社労士会は、社会保険庁からねんきん特別便についての記録照会について協力を求められて、社会保険庁のウインドマシンも貸与されるとのことなので、今後は社労士会独自で行うことが可能となる。
ただ、基本的に個人情報なので、その扱いは充分に配慮しなければならない。
何よりも、一刻も早く宙に浮いた年金記録の解消に向けて、われわれ社労士も協力していくことが必要だ。
これは、あくまでも国民のためであって、社会保険庁のために行うわけではない。
そのことを心に留めておくことが、何より大切と思うのだがいかがであろうか。