あべ社労士のポジティブノート

2010/08/20(金)22:06

中安金・教育訓練の要件は厳しい!!

仕事関係(169)

またまた久しぶりの更新です。 いや~、涼やかなお盆を過ごせたと思ったら、お盆明けの今週は毎日が暑くてたまりません それでも、このところ毎日のように夕立がくるので、地表の温度は少しずつ下がっているのだとは思うのですが、夕立が過ぎるとその湿り気でジトーっとなって、被服が肌にベタついてくるのです。 信州は、空気がカラッとしていますから、夕立後の湿気は結構こたえるのです さて、そんな暑い日々でも夏バテすることなく元気に仕事をしています。 今週は事務所ニュースを持って、営業先回りを進めています。 平行して、かなり件数は減りましたが、相変わらず続いている中小企業緊急雇用安定助成金の計画届の提出と支給手続きも今週中に終えることができました。 その助成金申請のなかで、久しぶりに教育訓練の計画届の案件を処理しましたが、昨年(正確には今年3月まで)と比較して結構厳しくなりました。 いくつか特徴的なところをあげると、まず労使協定での給与補償は100%としなければならない(休業は平均賃金の60%以上であればよい)とか、カリキュラムが一方的に話を聴くような「講習会」的なものではなく、質疑応答やアンケートを書く時間も確保されたまさに教育訓練にふさわしいもの(ニュアンス的には微妙)でなければならないとか、教育訓練の講師の講演状況や受講状況などを写真に撮ってそれを提出しなければならないとか、レポートやアンケートという形で参加した社員全員からとるとか、一人でも休む場合にはその都度変更届を提出するとか、などなどいろいろと厳しい要件が新たに求められるのです。 また、ハローワークから会社に電話して、教育訓練受講者に聞くこともあるようで(休業についてもあらかじめ聞き取りをする場合の会社担当者の登録が義務づけられた)、昨年度までの助成金をめぐる様相とかなり変わってきています。 もっとも、不正に助成金を受給していなければ、仮に問い合わせとかあっても何ら恐れることはないのですし、国からいただくお金ですから当然のことと言えば当然のことではあります。 ただ、以前にも書いた記憶がありますが、こうした受給要件が厳しくなったことにかこつけて、ハローワーク担当者の業務を軽減するようなことまで求めてくるのは、どうかなとは思いますが・・・ 8月も後半に差し掛かりますが、いつまでも夏休み気分で過ごすことのないよう、常に問題意識をもって、日常の業務に取りかかろうと思っています。 それにしても、エアコンのない事務所で仕事をするのは結構体力が必要とされます 少しでも参考になったと思う方は、ポチッとお願いします。 にほんブログ村 にほんブログ村

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る