ベニマンサクの花
ブログを使いこなすための実験のつもりで、写真をアップしてみた。11月12日の日記でも紹介したが、風越山に登山にいったときのベニマンサクの花の写真だ(Drコバ氏提供)。なんだか星みたいにみえると思うが、これを観たときには正直感動してしまった。ここでベニマンサクについて簡単に紹介すると、この植物は中部日本以西と四国の山地にしかなく、風越山あたりの里山が北限らしい。別名「マルバノキ」ともいい、葉が円いのでそう呼ばれるとのことである。さらにベニマンサクは、陽当たりが良い場所でないと自生しないということだ。だからヒノキや落葉松の植林が行われている場所では、陽当たりが悪くて絶えてしまうということだ。そして不思議なことに、紅葉の時期に花が咲き、冬を越して実が熟すらしい。11月12日の「のびのすけ」さんのコメントにあるとおり、「ここにしか咲かない花」というイメージにぴったりの花である。厳しい登山の途中に「希望の星」をみたような、そんな気持ちにさせてくれた花だ。そして、ちょっとセンチにさせてくれる花でもある。