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渋柿タンニンはコロナウイルスを99パーセント死滅(奈良県立医科大学)











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超簡単訳歎異抄・般若心経 [ 長澤靖浩 ]
価格:1296円(税込、送料無料)


 

自分の力で自己解放が可能だと思っている人すら解放される。
ましてや、宇宙の無限の働きにひたすら身をまかせようという人であればなおさら、今ここにおいて完全に解放される。(歎異抄)

こえていけ こえていけ こえることをこえていけ
彼方の彼方 はるかなる今ここ 悟りよ おめでとう(般若心経)


かつてない超簡単訳かつ学問的には正確!

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  悠久の命の営みが滔々と胸に迫りきて止まない。逸品だ。
  死の淵を彷徨い臨死体験から生還した著者は、自在なる言
  葉を得てこれを小説という形に結実させた。これこそ人間
  の生老病死を貫く魂の仕事である。
                芥川賞作家・吉村萬壱

  自身の臨死体験から奇跡の生還を果たしてまもない著者が
  「生」と「死」と「性」と「解放」の  挑戦的な物語を
  織り上げた。
  タナトスとエロスの表裏一体性を描き出す筆致は濃密で、
  静かな語りを突き破るように何度も上り詰めるが、生身の
  人間が抱えた業を慈しむ眼差しは全肯定の過激な優しさを
  湛える。
  しかし、『蝶を放つ』というタイトルが示唆するとおり、
  本作の通奏低音は4番目の「解放」と読んだ。
                 作家・翻訳家 星川淳 



「生老病死を貫く魂の書」なんていうと狷介で難解な文章
  と内容のように思われがちだが さにあらず。
  軽妙洒脱な大阪弁が繰り出す心地良いテンポと間合い。
  実に面白い小説である。是非一読されんことを。
                文芸評論家・磯中 徹

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『魂の螺旋(らせん)ダンス はるかなる今ここへ』 長澤靖浩著 第三書館 1800円+税

 すべてを超え、すべてを抱きしめたい!



 日本の精神文化の殆ど悉くはなぜ天皇制に巻き込まれて戦争を支持してしまったか。 
 
 ディープ・デモクラシーとは、すべての声を聞き届けることを通して、彼方の彼方へ超越していくことである。

 螺旋の中の無数の螺旋。
 うねりながら、きらめきながら。
 遙かなる今ここへ。
 永遠の今ここで。

『魂の螺旋ダンス』は絶版していますので、下記より『魂の螺旋ダンス 改訂増補版 読みやすいバージョン』noteマガジンをお読みください。


『魂の螺旋ダンス』改訂増補版読みやすいバージョン noteマガジン
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CD『サキャ・タシ・リン 癒される場所』
 スペインにあるチベット仏教の僧院でのマントラの詠唱とニューエイジミュージックの融合。ダライラマの祝辞も受けているアルバムです。
 あびはライナーノートを共訳しました。マントラの効果の解説などです。
 

『ええぞ、カルロス』
あび作 はせがわさちこ絵の 絵本。
 ブラジルからの転校生は日本語がひとこともわからない。さて、クラスの仲間はどうする?

下記より9カ国語のyoutubeにリンクしており、無料で視聴できます。
 

『ええぞ、カルロス』多言語版
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2022.01.09
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カテゴリ:カテゴリ未分類
私は日本人の父とスペイン人の母の間に生まれたハーフです。

 父は仕事でスペインに来た際、通訳でサポートした母と恋仲になり結婚しました。

 そんな二人は今でもとっても仲良し。

 

 父の日本帰国とともに、私たち家族は日本に移り住み、私はこの美しい島国で、父と母のたっぷりの愛に育まれて育ちました。

 私はずっと父と母が大好きでした。

 母は私の父をとても愛していて、私にも「私の愛する人の子どもだから、マリアのこととても愛してるのよ」と言っていました。

 この言葉は日本の方には少し奇異に聞こえるでしょうか?

 「私の愛する人の子どもだから愛している」

 今の日本にはシングルマザーも多いいですよね。

 父親がどのような立ち位置にいても、とにかく私はこの子を育てぬくというその愛情は、とても強く美しいものだと感じます。

 私はそのことを強く美しく感じる自分がいることをあらかじめお話したうえでこの話をします。

 もしよろしければ、最後まで聞いてください。

 

 私の母の愛は、日本人一般の母性とは少し姿の違うものだったのかもしれません。

 共通点も豊かですが、「私の愛する人の子どもだから」と伝えるところが一風変わった点だったと思います。

 私の母は私に「私の愛する人の子どもだから愛している」と繰り返し伝えながら、幼いころから私を何度も何度も抱きすくめました。

 私は幸せでした。

 私は父も母も大好きでした。

 

 そんな私も中学生の女の子になりました。

 学校のクラスの女子のほとんどは「お父さんって気持ち悪くない?」と話し合う習慣がありました。

 「うん。キモイキモイ」

 時には自分の父親に対して侮辱的な言葉を使う友人もいました。

 

 しかし、私はそのような会話にはついていけず、自分は違うなあと感じていました。

 女子中学生だったときも私は父も母も大好きだったし、お父さんを嫌いだとか気持ち悪いと思ったことは一度もありませんでした。

 

 中学生の頃、私は父が仕事から帰って食卓につくと、父に出す食事の仕上げや盛り付けをしている母に代わって、父のコップに最初の一杯のビールを注ぐ習慣がありました。

 父は私に「今日は学校はどうだった? 楽しかったか?」

 などと話しかけ、私は色々なことを素直に話し、父と一緒に笑いました。

 まもなくそこに母も加わって、三人で楽しく食事しました。

 

 それでも、一日の大半を過ごす学校には、違う意見の友達がたくさんいました。

 「お父さんって気持ち悪いよね」

 「いやよね」

 毎日毎日、雨のように降り注ぐその言葉を浴びながら、いつしか私は、もしかしたら自分がおかしいんだろうか?と考え始めるようになりました。

 学校で一緒に過ごし、放課後も教室や公園やだれかの部屋で長い長い時間を一緒に過ごすのは、家族よりも友達です。

 その友達の、女子の大半がお父さんは気持ち悪いと言い、反対意見を言う子はいませんでした。

 私はだんだん自分がおかしいんだと考えざるをえなくなってきました。

 未熟だっただけに混乱してしまっていたのかもしれません。

 

 ある夕方、私はとうとう、お父さんに心にもない態度をとってしまいました。

 

 その日も「今日も学校は楽しかったか?」と父はいつものようにやさしく私に話しかけました。

 しかし、私はそんなお父さんを無視してしまったのです。

 そしていつもは注ぐ一杯目のビールも注がず、黙って自分の部屋へ行きました。

 

 ドアを閉める前に少し振り返った私は、父ががっくりと首をうなだれているのを見ました。

 思春期の女子の多くには訪れるといわれている父親への反抗期。

 それが自分の娘にもついに来たのだと思ったのでしょう。

 「ついに来たかー」という呟きが聞こえてくる気さえしました。

 そのとき、私は心のどこかに痛みを感じていたはずです。

 しかし、学校での友達との会話を思い出しながら、おかしいのは父が大好きな私なのだと自分に言い聞かせました。

 そして、ドアをわざとのようにバタンと音をたてて閉めました。

 

 私はドアを背に深呼吸して、これでいいのだと自分に言い聞かせていました。

 その時です。

 ドアをコンコンとノックする音がしました。

 振り返ってドアを開けると、そこには恐い顔をしたお母さんが立っていました。

 「ちょっと顔、貸しな!

 母は日本語でそう言いました。

 「顔、貸しな」なんていう日本語を母に言われたのは初めてでした。

 殴られるのかと思ったほどです。

 

 ふだん、私の家での日常会話は日本語です。

 しかし、お母さんは怒るときには時々スペイン語まじりになりました。

 でも、この時の母は、そのレベルさえももう一段階越えて、完全にキレていたことが後で振り返るとよくわかります。

 だからこそ、この時の母はすべてを日本語で伝えてきたのです。

 

 「あんた、私の男になんていう態度をとったんだ!?」

 母は「私の男」という言葉を使いました。

 

 「あんたが産まれたのは、私の男のおかげ。

 あんたがご飯を食べて育ったのも、私の男のおかげ。

 あんたがなに不自由なく学校に通って勉強したり遊んだりできているのも、私の男のおかげだよ」

 

 「その私の男にあんたはなんていう態度をとったんだ!?」

 

 私には何も言い返すことができませんでした。

 ただ母の剣幕の底から伝わってくる深い愛情と怒りと悲しみに胸がいっぱいになってくるのを覚えました。

 

 「あんたは、私の男をちゃんとリスペクトしなさい。

それがもしもできないんなら、荷物をまとめて、今すぐ出ていけ!」

 

 いつしか私の目からはボロボロ涙が流れ始めました。

 「ごめんなさい」

 私は部屋を出て、首をうなだれて食事していた父の前に座りました。

 「さっきはごめんなさい。実は、学校で・・・」

 私は一所懸命事情を説明しました。

 「それで私は自分がおかしいのかと思って、さっきはあんな態度をとってしまったの」

 ぼろぼろ泣きながら、私はそう言いました。

 父も目に涙を浮かべていました。

 「マリアは何もおかしくない。お母さんとお父さんが大好きなことは、おかしなことでもなんでもない」

 父は言いながら、私の手を握りました。

 母もその手を握ってきて、三人の手が重なりました。

 私はおいおいと涙を流しながら「本当にごめんなさい」と言いました。

 

 今でも時々、両親とこの時のことを話題にするときがあります。

 そんなとき、両親は「あれがマリアの『五分だけの反抗期』だったな」と言って笑います。

 

 この経験は私の中でとても大きなものとなりました。

 

 周囲に流されて同調するのではなくしっかりと自分を持ち貫くこと。

 すべての人をリスペクトし、けっして軽んじたり、バカにしたりしないこと。

 この経験は、今の私のとても大切な基盤を築いてくれました。

 

・・・・・・・・・・

 

 今でも私は父も母も大好きなの。

 聞いてくれてありがとう、あびちゃん。

 あびちゃんは、彼女のことが大好きなんでしょう。

 私にはそれがわかる。

 他の男は妻がいたって隠すもの。

 あびちゃんは、いの一番に私に彼女の話をしたでしょう。

 だから私はあびちゃんを好きになったの。

 信頼したのよ。

 絶対に彼女のことを大切に大切にするのよ。

 

                     マリア (聞き取り あび)







Last updated  2022.01.09 02:17:17
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