私は、小説が書けない

2005/11/02(水)21:51

レモネードを作ろう!

お説教くさい話(19)

"When life gives you lemons, make lemonade." 『逆境をうまく利用しよう!』とのこと。 スラングで"lemon" は、『役立たずなもの』、『不良品』、『欠陥品』などの意味がある。 例えば、『先日買った車、欠陥品やってんで~!』と言うのなら、 "Oh man! That car I bought the other day was a lemon!"と言えばいい。 つまり、総合的に考えると、"lemon" = 『思わしくないもの、嫌なもの』。 では、人生で思わしくないことや嫌なことが起こったら? レモネードを作ろう!とこの諺は勧めているのだ。 そのままでかじると顔をゆがめたくなるほど酸っぱいレモンも、水やハチミツなどを加え、 レモネードに姿を変えれば、実に爽やかな飲み物となる。 そのように、私達も人生のレモンを人生のレモネードに変えられたら・・・? 私の場合、フリーランスになること自体がレモンだった。 会社員時代からずっと憧れていた生き方だが、私には私なりの計画があった。 しかし現実は思い描いていた予想図とは全く異なっており、 まるで飛び込み台の上にいた私の背中を誰かに飛び蹴りされたようだった。 気がつけば『フリーランス』という深いプールの中に・・・ その時私は、思った: 『このまま沈んでしまうか、それとも何がなんでも浮かび上がってみせるか』と。 振り返ってみると、それが私の初めての『レモネード作り』体験。 種だらけで甘さが足りないレモネードだったかもしれないけど、 『できた』ことは事実なのだ。 それに、今私は生きているし、仕事もとりあえず順調だし。 レモネードを作ろう! これは、前向きな考え方だと思われがちだし、 確かにそうだけど、私はむしろ生き方のヒントだと捉えている。 なぜなら、この諺は、『逆境を上手く利用しろ!』との命令ではなく、 単に『そうすれば良い』との勧めだから。 つまり、決めるのは自分自身なのだ。 要は、レモネードを作らずして、そのレモンを遠くへ投げてしまってもいい。 それができなければ、そそくさに逃げてしまってもいい。 『レモンなんて初めからなかった』と思い込んでも良いのだ。 私の場合も同様に、あの時何もフリーランスにならなくても良かった。 別の仕事を新たに見つけたとしても、人生を続けることはできたのだから。 が、しかし... そうしていたら私は、職場が変わっただけで、相変わらず文句や不満の多いOLのまま。 変えたい現状を変えずじまいにいたかもしれない。 それに、新しい世界を知る幸せを体験できないままだったかもしれない。 レモネード作りは確かに大変だったが、これを通して私は、 『超えられない壁はないし、解決できない問題なんてあり得ない!』と とても強気な発言を平気でできるような人間となった。 そして何よりも、心の底からそうだと信じられるようになったのだ。 今もこの手の中に、新たなレモンを握りしめている。 また、これからもたくさんのレモンが転がり込んでくるだろう。 どうやら、レモネード作りもきっと私が死ぬまで終わらない。 が、しかし・・・ 私はこの作業に飽きることはない。 むしろ楽しんで、せっせとレモネードを作ろう! 『今度は、もっと美味しく作れるかな?』と思いつつ・・・ (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) 追記: <10月25日の日記について> 某CMのコアラがズレているか否かの件について、 私の個人メールや私書箱にたくさんのメッセージTHANK YOU!!! (コメントに書いてくれても良かったのにぃ~・・・笑) やっぱり気付いていた方多かったです。 それと、姫路嬢さんから貴重な情報を入手しました: 『私が耳にした話では、左側のコアラの動きはわざとずらしてあるらしいですよ。 子どもの学芸会なんかでも、周りの子と比べてひとりだけ動きがずれている子がいると、 その子に注目しちゃうけど、このCMもそういう人間心理をわざと突いているようなのです。 確かにアレっ?て思って、ついついCM見ちゃうもんねぇ。』 とのことです。 姫路嬢さん、教えてくれてありがとうね!感謝、感謝!! (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~) (~o~)

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る