私は、小説が書けない

2008/06/12(木)23:33

幼馴染との夜

友達の話、知り合いの話(31)

幼馴染のトミにゃんが帰ってきてたので、昨夜一緒にご飯を食べに行った。もう一人の幼馴染のラブちゃん(ここで紹介したことあり)も加わり、それはそれは楽しいひと時でした! 前々から、しきりに「立ち飲みに行こう!」ってトミにゃんに勧められたんだけど、ちょいと拒否ってたワタクシ。というのは、何もオヤジ系なところが嫌ってワケじゃなく。だってむしろ、私はそう言ったところのほうが洒落たレストランよりは落ち着くんだもの。けれど、なんでわざわざ食べたり飲んだりを立ちながらしなきゃならんのっ?と、まあ。それが乗り気にならなかった最大の理由だった。 とは言え、当日。トミにゃんが案内してくれたところは、こんなお店:  うわぁ~、私こんな感じのところ大好き!絶対美味しいお酒と食べ物をエンジョイできる雰囲気がプンプンしてんじゃないのぉ!そ~っと覗いてみると、どうやら一階はカウンター席のみの様子。そして、トミにゃんに振り返り、こう言った私。「あの~、カウンターやけどさぁ。お客さんら、め~っちゃ座ってるんですけどぉ。椅子ちゃんとあるんですけどぉ。」どうやら、そのお店の名前が「立ち飲み〇〇」だったらしい(笑)。 いざ入ってみると、私達は結局、2階へ案内された。そこはこじんまりとした空間にテーブル席が幾つかあった。正直、後ろの席に座ってた軍団が超うるさかったんだけど、まあ。そいつらは無視して、私たちも私たちで楽しい会話に花を咲かせた。 いつも会えるワケじゃないけど、幼馴染との語らいはいつだって和む。と言うのも、気を使わずになんでも喋れるから。私がどんな爆弾発言をしようが、どこまでが冗談で(私の場合80%以上ですけど)、どこまでが本気かいちいち説明しなくても分かってくれるから。これ、すごく楽です。特に、ノリで生きてるような私には(笑)。 私は笑うことが生きがいで、笑いを人生のテーマにしているけど。私の仲良しにはオモロイ系が多い。トミにゃんもラブちゃんも例外ではない。 まず、ラブちゃんは幼稚園の頃からすでに完璧な小悪魔で常にモテてて、中学生の頃は彼女の写真がブロマイドのように男の子達の間で売れていた。けれど、フタを空けてみるとこれが、もう。完璧な三枚目で。例えば、小さい頃。「僕の名前はヤン坊♪僕の名前はマー坊♪二人合わせてヤンマーだ、君と僕とでヤンマーだ♪・・・」と言うヤンマーディーゼル提供のお天気ソング(ご存知?)を演歌バージョン、ロックバージョン、オペラバージョンと、そのキュートな顔をひん曲げながらフリ付きで歌ってくれた。いつリクエストしても、それをやってくれたのだ。 また、トミにゃんは・・・彼女はもう、その存在自体が面白い。元祖不思議系です。滅多に怒らないし、いつも喜怒哀楽の「楽」のテンションだし。とにかく、いつ会っても「ワ~イ、ワ~イ♪」とすごくハッピーだから、こちらも幸せな気分にしてくれる。それに、発言や発想が面白い。例えば、「チュートリアルだったら絶対徳井君より福田君」だそうで、フットボールアワーのノンちゃんが好きで、ブラックマヨネーズの吉田にもし「付き合ってくれ」と聞かれたら付き合っても良いそうです(笑)。 そして、もう一つ。私のお友達は皆、よく食べる!私も負けてないけど、ほんと皆。よく食べ、よく飲む(飲みでは、私は完全に負けてますけど・・・笑)。個人的に、昨夜の一番のヒットは、これでした: クジラのお刺身。なんか、捕鯨反対団体に喧嘩売ってるみたいだけど・・・まあ、完全なベジテリアンに云々言われたら返す言葉もないけど、あなた達って肉は食べるくせして何言ってんの?と、知識不足かもしれないけど、正直そう思います。まあ、何はともあれ・・・これ、ほんと美味しいの!実は、ワタクシ。クジラ肉デビューがつい最近で、今年に入ってからだった。昨夜は人生二度目のクジラだったんだけど、これは冷凍ものじゃなく、生だったので特に美味しかったです! この店でたらふくクジラだの、串カツだの、鶏鍋だの、ご飯ものだのを食べまくった後、もう一軒へ行きました。そこはスペイン系のバルで、シュワシュワしたワインとイベリコ豚を頂いた。 そして、締めはやはり・・・ラーメンでしょ!駅前に昔から有名なラーメン屋があって、いつもたくさんの人で賑わっている。そこは完全立ち食い系: 一応、名前のところは消しているけど、神戸の人ならここがどこだかピーンと来るはず。それほど有名なお店なのです。そして、ここのラーメンは最高!シンプルなとんこつなんだけど、飲み食いした後の締めにピッタリ: 先ほど、「なんでわざわざ食べたり飲んだりを立ちながらしなきゃならんのっ」な~んて言ってた私だが、ラーメンは美味しけりゃ逆立ちしてでも、スカイダイビングしながらでも食べますよ、私は。ラーメンLOVE!でも、実は。この時点で幾ら大きな胃袋の私でもかなりお腹がいっぱいになっていた。しかし、「ラーメンは別腹!」と思ったら、結局のところ完食できちゃいました(笑)。ちなみに、ラブちゃんは「もう無理・・・」とラーメンにはチャレンジしなかったけど、トミにゃんは私と同様、最後の一本の麺まで食べてました。 とにかくよく喋り、よく食べ、そしてよく笑い。「夜は長い・・・」って表現があるけれど、私たち幼馴染が集まったら、いつもあっという間に時間は過ぎて行くのでした。

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